後ろ姿。
発売日2004年1月。一般発売されたMAIのなかでも非常にマニアックな商品!
新設計により二重関節が採用された
「MIA 量産型ザク(セカンドバージョン)」がベースに使用されてます。

ノウハウの蓄積と商品の完成度が安定してきた頃にリリースされたMIAということもあって、今でも十分遊べるクオリティ。
各部のスミ入れも薄めで見た目もよく出来ています。
バストアップ。ドズル専用機は濃いグリーンのボディカラーに、ゴールドのエングレービングが施されている所が最大の特徴。今で言う「袖付き」モビルスーツのような雰囲気がありますね。
頭部。首はジョイントになっており左右のロールに加え、上下動かすことが出来ます。
ボディマーキングの違いはありますが、基本的にはザクⅡと同じデザインです。
バックパック2基のブースターノズルはボールジョイント接続。

「MSV」に登場するザクⅡF型のカスタム機。(でもバックパックはザクⅡS型?)
身長2mを超す巨漢である
「ドズル・ザビ中将」専用に作られれいるため、コクピットの許容が通常のザクより広いタイプに換装されています。
高貴でパワフルなザク!ドズルはこのザクに乗り前線に赴き、兵士たちの士気を鼓舞したと言われています。(戦場視察を口実に積極的に実戦参加していたとする説も・・・)
「スパイクアーマー」両肩とも刺が4つのスパイクアーマーが装備されています。この特殊装備がマニア心を鷲掴み!
「スパイクパーツ」ドズル専用機のみ、手の甲に小さなスパイクパーツが付いています。
拳で殴る!格闘向けにチューンされた姿は、ザクながらも男気を感じますね。
付属武器「ザクマシンガン」劇中では主に一年戦争時にMS-06F、J、Sが携帯するメインウェポン。
120mmマシンガンの俗称でザク系列が使用していたことから通称「ザク・マシンガン」と呼ばれている。

フォアグリップ部の可動。
左右に動くので、両手でしっかりとマシンガンを保持することができます。ハンドパーツはザクマシンガンのグリップサイズに合わせた握り手が左右とも付属。
「やらせはせん!!やらせはせんぞぉ!!」

上部のドラムマガジンは取り外しが可能となっています。
付属武器「ザクバズーカ」マシンガン、ヒートホーク同様ザクの標準装備。元々対艦用に開発された口径280mmのバズーカ砲。

前方部、スコープ、後方部の3パーツ構成になっており前方のグリップやスコープ位置の調整が可能。一体成型だった初期のザクバズーカと比べると取り回しが良くなっています。
握り手はマシンガン用と兼用。

MIAではザクの武器がそのまま付属しているんですが、一説によるとマシンガン等の火器は一切持たず専用のヒートホークのみを携えての肉弾戦を好んだとか・・・

ギレンの野望の影響もあって、意外と立体化には恵まれています。
MIAの他にもバンプレトプライズの
「ダイキャスト・クリエイティブシリーズ」でアクションフィギュアがリリースされていましたね。

ゲームでは
「ギレンの野望」や
「Gジェネレーション」シリーズに参戦。
PS2「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」では自機として使用可能で、シン・マツナガルートをプレイするとドズルザクのアニメ作画を見ることができます。
付属品「マウントラック」バズーカをリアアーマーに取り付けることが可能。
付属武器「大型ヒートホーク」

通常の物とは全く形状の違う専用武器。

ビジュアル絵だけで、武器の性能に関しては何も設定が無いため・・・・謎とされています。

ゲームでは通常のヒートホークものよりも攻撃力が高い程度の位置づけ。
「連邦などこのザクが叩いてくれるわっ!」
付属品「ドップ」
ジオン軍の戦闘機。
ドズル専用ザクだけで十分なのに、更にドップが付属・・・値段を考えるとこれはかなりプレイバリューの高い商品ですよね。

コクピット部はクリアパーツ成型。
内部にはちゃんとパイロットの造形があります。
後ろ姿。スタンド、台座等のパーツが付属しないためうまくディスプレイすることが出来ない所がちょっと残念。
MIAドップはドズルザクだけじゃない!MIAガルマ専用ザクには
「ガルマ専用ドップ」、MIAジオン軍地球侵攻作戦にはリカラーされた
「ドップ」が付いています。意外とバリエーション豊富です。

今のロボット魂では商品化しづらいマニアックなモビルスーツや大型アイテムがたくさんあるので、改めてMIAのラインナップを見直すといろいろと発見がありますね。

これにて
「MIAドズル・ザビ専用ザク」レビュー終了です。

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