後ろ姿
機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」でネオ・ジオン残党軍が運用していたズサ。
ギラドーガ、ギラズールと同じグリーンカラーで、腕周りにはレリーフが追加されています。俗に言う
「袖付き」仕様ですね。
バストアップHGUCではキット化されてなかったので、もちろん完全新規。

モノアイ部分は付属のシールで再現。
ギラドーガやズールのような可動ギミックがない為、モノアイの表情を変える際はシールを貼りなおす必要があります。
ボディ。ポリキャップはオールガンダムプロジェクトで使用されていた物と同じ「PC002」。作りも割と簡単で難なくすぐ組める感じでした。

袖の部分もシールが付属。
今回は白いラインが少ないので塗装でも簡単に再現できそう。・・・・手抜きでごめんなさい。

背中のブースターポッド。
細かな部分の塗装が必要ですが、大体の色分けはシールで補える感じです。

ブースター部分。
ノズル内部も本来なら塗り分けるべきなんですが・・・作り込む時間があまりないのでパス。

膝の曲げは大体90°くらい。
足が大きく接地面積が広いので、大きなブースターポッドを背負っていても倒れることなく自立可能です。

ズサは、旧ジオン公国軍の試作MSガッシャのコンセプトを受け継ぐ形で、ガルスJと連携して作戦を遂行することを前提に開発されたMS。
グリプス戦役後にネオ・ジオンが本格的な地球圏侵攻作戦発動に合わせて投入し、マシュマー・セロによって実戦試験が行われた。

近接戦闘用であるガルスJに対して本機は面制圧による中距離支援を行うことを目的とされています。
機動戦士ガンダムΖΖでは実戦試験のち量産。劇中では通常のイエローカラーとグレミー軍仕様のグレーカラーの2種類の存在が確認されています。

「機動戦士ガンダムUC」では、テニスン艦隊でジオン風のグリーンへの再塗装・袖付きの装飾の付加が施され登場。
因縁か再びガルス系MSの頼れるお供として出撃し、ネェルアーガマを迎撃した。

ズサといえばやっぱりミサイル兵器の印象が強いんですが、他の固定武装として腹部に高出力の
「拡散ビーム砲」、頭部の下部分には
「30mmバルカン砲」が2門装備されています。
武装「腕部ミサイルポッド」
両腕に6発。
ズサのミサイルはAMS-02Sと呼ばれる小型通常弾頭が装填されています。
武装「ミサイルポッド(ブースターユニット)

ズサに内蔵されたミサイルとは違い、大型のAMS-02Hが使用されています。

パーツの取り外し。
ブースターユニットのミサイルポット部分は段階的にパージできる設定になっているんですが、残念なことにその点のギミックは再現されてません。

プラモ的にパーツを取り外すことはできますが、このように軸が残ってしまいます。
胸部ギミック
パーツを付け替える事で、ミサイルハッチの開閉が可能。
大腿部ギミック
パーツを上へスライドさせる事でミサイルハッチの開閉が可能。

ズサは弾頭は変更が可能で、多弾頭タイプの04H型、近接信管の05S型などの特殊弾頭を運用可能。
脚部ギミック
こちらも差し替え無しで開閉。
ハッチフルオープン!!まさに、全身火器の塊!

中距離支援の他にもブースターユニットの大推力を活用した一撃離脱戦法による強襲攻撃や爆撃、拠点防衛など、終戦に至るまで多岐に渡り運用された。
ガンダムUCに登場するズサはミサイルの弾頭がすべて白で塗装されており、厳密に言うとプラモ化されたズサ(UCver.)とは仕様が異なります。
ブースターポッドの分離

ブースターユニットは標準的なリニアシート型コクピットを備えており、単体で宇宙突撃艇としても運用が可能。
装備しているミサイルポッドの他、体当たりによる特攻兵器としても考慮されていた

ズサ専用設計であるものの、S.F.S(サブフライトシステム)的に運用することを想定していたため大容量のスラスターユニットが採用されている。
また、ギラドーガなど他機種との連携としても使用されています。

ミサイルポットの上部に使用しない謎の接続穴があるんですが・・・・・これは一体。
ドーベンウルフやドライセンの様におそらくズサもZZカラー版が発売すると思うので、その時に使用するのかもしれませんね。

ズサ本体は当時のネオ・ジオン系MSの中ではかなり小型。
重火力を誇る大型MAを小型の量産仕様へと転換させようとする思想が大いに含まれています。

違う、そうじゃない。
武器「ビームマシンガン」 「シールド」
ビームマシンガンはネオ・ジオン軍から運用されていた量産型ギラドーガの物をそのまま流用。
キットもHGUCギラドーガに付属していたマシンガンが成型色違いで付属しています。

銃口が2つありペレット状のビームを連続発射する他、通常のビームライフルとしても使用可能。
ガンダムUCではケンプファーのショットガンを装備していましたが・・・残念ながら付属していません。

シールドもギラドーガと同じ物。
機体のポジションによって角度を調整することが出来、フレキシブルな対応が可能。

パーツ流用なのでシールド裏にはシュツルムファウストをマウントする事が可能。
付属武器「ビームサーベル」
脚部に内蔵されたサーベルラックに格納されており、片足2本ずつ、合計4本装備しています。
サーベルの収納ギミックは再現されてません。

サーベルパーツは2本付属しているんですが、柄の部分は1つしか付いてません。
長短2種類のビームパーツがあります。
ギラドーガと一緒に。
物は一緒なんですが、ギラドーガのビームマシンガンにはグレネードランチャーとサイドグリップが付いてます。
ランナーの関係でズサのマシンガンまで緑色に。。
シールドの比較。ギラドーガのシールドにはシュツルムファウストと上部に複合型マルチランチャーが付いています。

っといわけで、ギラドーガの装備をのそままズサに。
シュツルムファウストを持たせてさらに火力アップ!!
ビームアックス!この図体だとサーベルよりもアックスの方が様になってるかな。
ギラドーガ + ブースターポッド背中のが合わないので、ただ被せてるだけなんですが、まさにぴったりな色合い!
ランゲ・ブルーノ砲・改ネオ・ジオン残党お得意の武器流用。
ジム・スナイパーK9 + ブースターポッド

こちらも色合いが近いので、なかなかいい感じ。
撃ち尽くしてすぐパージされそうだけど、レナード兄弟なら上手く使いこなせそう!
ズサタンク。
ずさかぜ「強きこと、ズサのごとし、です!」
ガンプラのパーツが付くfigma島風は実質AGPなんじゃないかと・・・
これにて
「HGUC ズサ (ユニコーンVer.) 」レビュー終了です。

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