後ろ姿。

発売は2002年1月。3年目にしてリリースされたMIAの第2期シリーズ。
関節は従来のものと変わりませんが造形や塗装面が少し綺麗になり、フィギュアとしての完成度が上がっています。
バストアップ昔からなんですが、MIA旧ザクはモノアイカバー部分が歪んでいたり、接着剤がはみ出してるなどの品質に若干問題があります。
頭部。モノアイは非可動、頭部の個体差が激しいので購入時には気をつけましょう。

本体のスミ入れはグレーで施されています。
ザクⅡと比べると胴周りがだいぶスリムですね。

肩や首の露出した関節部分に注目!
メカディテールの作り込みがしっかりしているところは評価したい部分ですね!
脚部。足首はボールジョイントが採用されており地面への接地も問題なし。
バックパック2つのブースターはそれぞれ上下に可動します。
MS-05B ザクI本来ならこちらがザクと呼ばれる機体なんですが、改良機のザクⅡが先に登場していることから
「旧ザク」と呼ばれ区別されています。

左肩の
「ショルダーアーマー」ザクⅡとは違いスパイクパーツがありません。
付属武器「ヒートホーク」ザクの標準装備。斧の刃部分から高温を発し敵の装甲を溶断する格闘兵器。

MIAザクⅡと造形は同じなんですが、塗装に艶があり色合いが綺麗になっています。

ヒートホークは腰にマウント可能。
付属品「ザクマシンガン (120mmマシンガン)」ザクの標準装備、上部のドラム式マガジンから給弾される。

こちらもMIAザクⅡと同じ。
成型色が黒に変更されています。
付属武器「ザクバズーカ」ザクの標準装備。元々対艦用に開発された口径280mmのバズーカ砲。

こちらもMIAザクⅡと同じ。むしろ、数多く発売されたザク系の装備はほぼ同一です。
にしても、旧ザクにバズーカを持たせるとかなり様になりますよね。ブリディッシュ作戦、ルウム戦役では大きな戦力に。
ガデム「ザクもミサイルも食料もシャアに渡してやる。補給部隊の面子にかけてな・・・ムサイ、ザクを渡したぞ、受け取れ!」アニメでは第3話に登場。パイロットのガデムが補給部隊として、MS乗りとしての男気を見せてくれます。
ガデム「このザクとて、わしと百戦錬磨の戦いの中をくぐり抜けてきたのだ。にわか作りの連邦軍のモビルスーツなど、一撃で倒してみせるわ」
シャア「やめろガデム。貴様のザクでは無理だ!」
ガデム「素人め、間合いが遠いわ!!」
付属パーツ「右ショルダーアーマー」MIA 旧ザクは豊富な付属パーツが人気!機動戦士ガンダムに登場した姿とは違った一面も楽しめるようになっています。
付属武器「スパイクシールド」
ザクのシールドを流用した格闘武器。
アニメでは
「機動戦士ガンダム0083」に登場するシーマ艦隊のゲルググMが装備しています。HGUC 旧ザクにも付属してますね。

ジオン軍のエンブレム付き。
ほかのMIAに持たせて遊んでもよし!
付属武器「105mmマシンガン」
ザクI専用に開発されたマシンガンでドラム式マガジンが横付けになっています。
開発当初は口径105mmの砲弾だったが、より高い攻撃力が求められ口径120mmへとボアアップされている。
付属武器「ガス弾発射機」
コロニー制圧戦仕様。
ブリティッシュ作戦のため、海兵隊がコロニー制圧用としてGGガス弾を装備。悪名高い毒ガス兵器はMIAが初の立体化です。
シーマ「あたしは、知らなかった…。毒ガスだなんて聞いちゃなかったんだよ・・・知っててあんなことできるものか・・・」
「機動戦士ガンダム第08MS小隊」ではシローの回想シーンにて毒ガス装備の旧ザクが登場。後にパイロットが
「機動戦士ガンダム0083」に登場する
「シーマ・ガラハウ」だったということが判明します。

これにて
「MIA 旧ザク」レビュー終了です。

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