量産型ザクⅡ
後ろ姿。

造形は1999年に発売されたMIA量産型ザクと同じなんですが、成型色やマーキングの仕様が異なります。
全身のスミ入れが無いところも特徴ですね。

ジオンのエンブレムやMSV的なマーキング。

足にも赤い線。
つま先には文字がプリントされています。
バックパック。2つのブースターはボールジョイント接続されているのでそれぞれ可動。
シールドの数字。機体番号は
「01~06」まで存在しています。MIAにはナンバー違いの商品が結構ありますよね。

幾度と無く使いまわされたザク素体。1stシリーズのザクⅡなのであまり動かして遊ぶことができないんですが・・・まあ無難な出来です。
海外では量産型ザクⅡの単体売りはなかったみたいですね。
付属武器「ヒートホーク」
ザクの標準装備。斧の刃部分から高温を発し敵の装甲を溶断する格闘兵器。
ガンダムのシールドを叩き割り、ガンダムNT-1を大破させるなど、まともに食らえばガンダムといえど無事では済まない威力を持つ。

ヒートホークは腰にマウントすることが出来ます。
付属武器「ザクマシンガン」
ザクの標準装備。120mmマシンガンの俗称で上部のドラム式マガジンから給弾される。
スコープ部分が塗装されています。武器の可動ギミックは一切ありません。
付属武器「ザクバズーカ」
ザクの標準装備。元々対艦用に開発された口径280mmのバズーカ砲。
マシンガン同様、センサー部のみ塗装されています。
付属武器「3連装ミサイル・ポッド」
足に括りつけたミサイルポッドで、3発ミサイルが装填されています。
付属武器「マゼラトップ砲」こちらは本来なら
「MIAシャア専用ザクⅡ」に付属している武器となります。

マゼラアタックの主砲である「175mm長射程無反動砲」をMS用に改造した携行兵装。狙撃や支援砲撃など多岐に使用された。
武器の可動ギミック等はありませんが、サイドグリップはしっかりと握ることができます。
MIAザクⅡと比較。スミ入れがないとだいぶ印象が変わりますね。ちなみにジオン軍地球侵攻作戦のザクⅡには武器を持たせる用のハンドパーツしか付属していません。
ドップ
ジオン軍の戦闘機。
一般機カラーはジオン軍地球侵攻作戦セットのほか
「MIA ドズル・ザビ専用ザク」にも付属しています。
後ろ姿。
コクピット部はクリアパーツ成形。
シートに座っているジオン兵のパイロットスーツまでしっかりと塗装されてるという芸の細かさ。

正面部分にジオン軍のエンブレムがプリント。
可動は特にありませんが、完成品でこの出来はなかなかの物!

むしろザクよりもよく出来ているこのドップ!
ザクに対して本当にスケールが合ってるかは定かではありませんが、ジオン系MSと並べてるといい引き立て役になってくれますね。

台座があれば飾りやすいんですが・・・
付属品「マゼラアタック」
ジオン公国が開発した大型戦車。
こちらもちゃんとした完成品はMIAと後に発売したロボット魂くらいですね。ちなみに国内販売された方は本体の色合いが渋めな緑色で表現されています。
後ろ姿。キャタピラやブースターの塗装、マフラー部分のパーツ分けなどけっこう細かな作りです。

マゼラベースの車体には
「D-1」のマーキング。

側面にはジオン軍のエンブレムがプリントされています。
武装「3連装35mm機関砲」ボールジョイント接続になっているため多少ですが向きや角度を調整可能です。
マゼラトップ部分。
武装「175mm無反動砲」
砲身は上下に可動します。

ジオン公国軍の地球降下作戦に先立ち、高価で量を揃えることが難しいMSを補う兵器として、他の陸上・航空兵器と共に開発された。
常に不足しがちだったモビルスーツの数を補い、実質的なジオン軍地上部隊の中核として一年戦争を戦った。

主力戦車である地球連邦軍の61式戦車と異なり、MSを火力支援するコンセプトで開発された自走砲に近い戦闘車輌で、戦車としては非常に高い位置に設置された砲塔は旋回しない。
車体部「マゼラベース」とVTOL機能を持つ砲塔部「マゼラトップ」で構成されており、マゼラベースは無人で、マゼラトップの乗員一人で運用できる。
「機動戦士ガンダム」では主に物語序盤に登場。
ガルマ・ザビ大佐率いるドップやザクとともにホワイトベース隊に攻撃を仕掛けたり、マ・クベの部隊でも多数使用され、オデッサ作戦では連邦軍の61式戦車隊と激戦を展開した。
OVA「機動戦士ガンダム第08MS小隊」では、第9話に登場。
オデッサで敗退し、撤退するジオン軍部隊のための時間稼ぎとして、ボーン・アブスト大尉率いる3両のマゼラアタックが第08小隊に対し待ち伏せ攻撃を行った。
マゼラベースとマゼラトップの分離。もちろんギミックとして再現されています。

トップの裏面はこんな感じ。
モールドがびっしり!

また、ベースとの接続部分までメカディテールの再現と塗装が施されています。
見えない部分まで作りこむMIAのこだわりはほんとすごい。
ジオン脅威のメカニズム!マゼラトップは一度分離すると現地での再接続はできず・・・・飛行時間も5分と実は短い。
マゼラトップとマゼラトップ砲比較してみたところ、ちゃんとサイズも砲身の造形も統一されてますね。
付属品「キャノン砲付きバックパック」
ザクキャノンのバックパックによく似ていますが、形状は若干異なります。
ちなみにMIAでザクキャノンは発売してません。
武装「180mmキャノン砲」砲身は上下可動します。
武装「スモークディスチャージャー」取り外しはできません。

ザクにキャノンをつけただけのザクキャノン!
バックパックの色も異なり中途半端な外見。ちなみに同じザク系統のMSならキャノン付きバックパックを取り付けることができます。

無駄に火器が充実!

付属パーツとしてなかなか遊び心がありますね。
付属品「マゼラベースドッキングパーツ」マゼラトップを外してドッキングパーツをセット!

ザクの上半身を乗せて・・・
ザクタンクへ換装完了!
こちらもただ下半身がタンクになっただけのザクタンクなので、アニメやMSVのザクタンクとはビジュアルが異なります。

ドッキングパーツは腰が上下可動するので本来のザクよりもよく動きます。
なんだろう、すごい簡易なヒルドルブみたいな。

マゼラトップ砲をもたせると・・・・ほぼマゼラアタック。
旧ザクタンクドッキングパーツはザク系問わず、接続軸が合えばGガンダム系でも下半身をタンク化させることができます。

色合いから旧ザクが一番似合うかな。
付属品「ルッグン」
後ろ姿。
ジオン軍の戦術偵察機。無尾翼の全翼機で垂直尾翼状の観測ドームを持つ逆T字型の機体に、長大なビームで支えられたレドームがついた独特の形状をしている。
推進機はベクタードノズル式で余剰推力が高く、垂直離着陸可能なVTOL機である。
ミノフスキー粒子撒布下を大出力でねじ伏せる超高出力レーダー他、熱センサーや光学系機器による高い索敵機能を持つ。
コクピット部分。ドップとは違いクリアパーツは使用されていませんが、キャノピー部のフレームまでしっかりと色分けされています。
レドーム(APS20レーダー)大きなキノコ型のレーダー、円形の部分はボールジョイントで接続されているのでグリグリと動かすことができます。

レーダードームは上下反転が可能。
ジョイントで機体の下部まで動かすことができます。
武装「20ミリ連装機銃」両翼端の連装対空機銃は基本的には自衛用に用いられます。

機銃部分は上下可動に加え左右にも向きを変えることができます。
ギミック面もかなり凝ってますね。

マイナーなジオンの偵察機ですが、アニメでは結構頻繁に活躍するシーンが見ることができます。
立体化はおそらくMIAが初めてですね。プラモデルではEX MODELで
「ルッグン&シーランス」としてキットが発売しています。

国内版との違いはやはり成型色。
海外版ではこの通り、緑色をしていますが国内で販売されたものはアニメに近い茶系の色合いになっています。
ククルス・ドアンの島!第15話ではザクがルッグンの翼を掴みぶら下げた状態で飛行するシーンが印象的。
サブフライトシステム的な運用をされてるんですが・・・・謎の推進力。
付属品「懸架パーツ」ちゃんとザクを乗せる用のパーツが付属しています。ルッグンの下部に接続。

懸架パーツにはMIA2体ほど乗せることが可能。
にしてもパーツが長すぎる!

長くなりましたがこれにて
「MIA ジオン軍地球侵攻作戦(海外版)」レビュー終了です。

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