ガンダム試作1号機(ゼフィランサス)
後ろ姿。
バストアップGUNDAM FIX FIGURATION(通称 G.F.F.)シリーズは、2001年よりスタートしたガンダムフィギュアの新ブランド。デザイナー
「カトキハジメ氏」プロデュースによる精密なディテール、多彩なマーキングなど細かな部分までこだわり尽くされた大人向けのハイクオリティフィギュアです。
現在でも、
GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE(ガンダム・フィックス・フィギュレーション・メタル・コンポジット)や
GUNDAM FIX FIGURATION NEXT GENERATION(ガンダム・フィックス・フィギュレーション・ネクスト・ジェネレーション)として細々とシリーズが引き継がれています。

発売日は2001年05月。
シリーズ第3弾として発売されたGFFの初期モデルなので、GP01-Fb等の換装ギミックはなくシンプルな仕上がりとなっています。
頭部14年ほど前の商品なんですが、シャープな顔立ちと細かな塗装は見劣らない出来ですね。
ボディ所々にオリジナルアレンジのマーキングがプリントされています。すごい密度です!!
E.F.S.F.地球連邦宇宙軍を意味しています。
AE GUNDAM Development Project 01アナハイムエレクトロニクス社のガンダム開発計画、1号機を意味しています
脚部主な素材はPVC樹脂。当時主力玩具だったMIAと比べるとだいぶガッチリと作られてる感じです。
足の裏の造形
バックパック。ラックにマウントされたサーベルパーツは取り外しできません。

ブースター等、特にギミックはありませんが・・・・バックパックを取り外すと、

なんと裏面にはコアファイターⅡをイメージしたモールドが存在します。
塗装までされており、なかなか芸が細かい。

可動範囲。
胴体が一体造形なっているため腰は一切動きません。アクション向けではなく、飾って楽しむフィギュアなので可動域は極めて狭い感じになっています。

地球連邦軍の試作型汎用MS。コードネームは
「ゼフィランサス」。型式番号から「GP01」と呼称されています。
一年戦争で戦果を挙げたRX-78 ガンダムをベースに、汎用人型兵器としての性能を極限まで引き出すことをコンセプトに開発されたMSで、アナハイム社リバモア工場においてロールアウトした。
試作2号機がジオン残党に強奪された際、その場に居合わせたコウが搭乗し戦闘に参加、以後テストパイロットを担当することとなった。
付属品「ブルパップ・マシンガン」

90mmマシンガン。この時期の連邦軍モビルスーツの標準兵装でジムコマンドやパワードジムなどが装備しています。
ライフルグリップ等を握る専用のハンドパーツが付属しています。
付属品「専用シールド」
型式番号RX・Vsh-023F/S-04712。
耐ビームコーティング処理がされており、数回のビームの直撃にも耐えることが可能。

シールド裏。
グリップパーツと肘のハードポイントで接続されているため、しっかりと保持できます。
シールドの伸縮ギミック。パーツの差し替えで再現されています。。
付属武器「ビームライフル」

型式番号:BOWA・XBR-M-82-05H。ボウワ社開発のセパレート式エネルギーパック方式を採用したビームライフル。
近接格闘時の防御も考慮されており、ビームジュッテと呼ばれる小型のビームサーベル発生器を銃身に装備している。

照準器とフォアグリップが可動します。
胴回りが窮屈だけど、両手持ちも可能。
付属品「ビームサーベル」型式番号:A.E.Blash・XB-G-06/Du.02ブラッシュ社製。バックパックに2基装備。コア・ファイター時にはビームガンとして機能するが、ジェネレーターの出力不足から威嚇程度の攻撃力しかなかった。
サーベルは2本付属しています。

やっぱり背中のサーベルが引き抜けないのと、サーベルグリップに手が届かない所が残念・・・
ほんと、ただ立たせとくだけならかっこいいんですけどね。
付属品「ロングビームライフル」
ロングライフルやロングバレルビームライフルとも呼ばれているビーム弾のスナイパーライフル。ルンガ沖砲撃戦にてGP01フルバーニアンが使用したとされてます。
なんとこのGFFにて初の立体化を果たしました。

試作3号機のために開発された装備だったものを互換性検証のため急遽持ち込んだ装備。しかし、マッチングに不具合が生じ照準精度が非常に不安定だったため、実戦での使用は1回のみだった。
この時は照準精度を少しでも上げるため、アルビオンの主砲からスタビライザーを移していた。
付属品「ハイパーバズーカ」

あまり印象にないんですが、おそらくジム改、パワード・ジムが装備しているタイプの物だと思われます。
カラーリングはガンダムMk-Ⅱのバズーカがイメージされているのかな?

カートリッジ弾倉式になっており、通常弾と散弾の撃ち分けが可能。
付属品「マウントパーツ」
リアアーマーのパーツを一部差し替えることで、バズーカをマウントすることが出来ます。
おそらくこのギミックが再現されたGP01はGFFのみ・・・むしろGFFオリジナルの解釈なのかもしれませんね。
フル装備!!やっぱりロングライフルやバズーカなど見慣れない武器が付属している所が新鮮味があっていいですね!
MIAとGFFを並べてみました。MIA GP01は2003年にリリースされた商品なのでGFFより後の発売になります。

GFFは1/144スケールなのでMIAよりも全体的にサイズが大きめ。
ロングライフル?GFFとMIAに付属するロングライフルは何故か造形が異なります。それどころかGFFよりもMIAの方が武器サイズが大きいという謎・・・

これにて
「G.F.F. GP01 ゼフィランサス」レビュー終了です。

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