後ろ姿。

ガンダムGのレコンギスタより、アニメ序盤で活躍したキャピタル・アーミィの量産型MSがHGシリーズで発売!
複雑なギミックが搭載された機体だったのでプラモデルキット化は見送られるんじゃないかと思ったんですが、まさかのキット化です。
バストアップ。パチ組ではなく、全身のスミ入れと部分塗装で仕上げてます。
頭部。カバーはクリアパーツで再現されています。
モニター状になっているカメラ部分はクリアパーツの内側に貼るタイプとクリアパーツの上に貼るタイプの2種類が付属。

特徴的なフェイス・カバーの下には複数のカメラ・センサー類が密集配置されており、これが点灯する事で透明な強化ガラス製のカバーにその発光が投影される。
せっかくのクリアパーツなので内側にシールを貼ってみたんですが・・・だいぶ奥まった顔つきになってしまいますね。

肩のダクト部分はシールでの色分け、胸のダクトはちゃんとパーツ分けされています。
地味に見えますが、Gセルフよりもパーツ数が多くキットの出来としてはこっちの方が上かも。
脚部足のダクト部分はシールが付属してなので塗装。
バックユニットこちらも色分けはほぼ完璧なので、溝の部分を少し塗るだけで十分見栄えると思います。

Gレコシリーズは見た目重視の作りになっているため、首や膝、肘などのポリキャップが隠れるような構造になっています。
可動範囲は従来のキットとあまり変わらないので、これと言って注目する点はないかな。

精鋭部隊キャピタル・アーミィが主力機として運用する量産型MSでアーミィの象徴とも言える機体。エルフ・ブルックなどの最新鋭モビルスーツの登場によって次第に主役の座を奪われる結果になった。
海賊部隊が運用する量産型「グリモア」とは対照的に角ばったデザインが特徴的。宇宙世紀時代のMSだとジム、ジェガンに近い感じですね。
フライト・ユニットの展開。
折りたたまれたウイングはパーツの差し替えなしで展開可能です。
開いたウイングの横幅は自機よりも大きくボリューム満点。

各国の軍拡に対抗する目的で開発された為、背部にハンググライダーのような巨大なフライト・ユニットを有しており、大気圏内ではこれを展開する事で空中戦に対応する。
機動性と航続距離を両立する為に特に設計に力が入れられた部位であり、主翼の折りたたみや任意の着脱が可能で取り回しに関しても配慮されている。

ウイングの上下可動。

角度の調整が可能で、機体と翼を水平にすることも。
ドラグナー的な飛行スタイルはやっぱりかっこいいですね!

カットシーは空中戦闘に特化された機体で、開発にはキャピタルで運用されている作業用モビルスーツ「レクテン」の建造で蓄積された技術基盤が用いられている。
空中での高機動性と長距離航続能力は必須であり翼の設計とバランス調整には特に力が注がれた。

開発背景にはゴンドワンからの技術供与があったとも、ヘルメスの薔薇の設計図の関与があったとも言われているが、
何れも憶測の域を出ておらずヘルメスの薔薇の設計図に関しても守秘すべき事項となっている。
武器「ビームライフル」
空力抵抗を考え極力フラットに設計された汎用ビームライフル
ユニバーサルスタンダードを採用し、他のモビルスーツも使用可能。

ライフルにはサイドグリップがあるんですが、握るためのハンドパーツは付属してません。
武器の持ち手は右のみ。
付属品「シールド」
防御用の追加装甲。
バックパックから伸びる拡張アームに接続されておりフライト・ユニットと干渉しないよう考慮されています。 宇宙世紀時代だとグスタフカールやジェスタと同じ接続方法です。

拡張アームにはシールドの代わりにミサイルポッドやビーム・サーベルなど取付け可能。
コネクターはマックナイフのバックパックにも同様の機構があり、カットシー用のオプション装備をマックナイフへ装備するといった運用もできます。

拡張アームは1つしか付属してないんですが、バックパックには左右とも取り付け用のコネクタが用意されています。

キットを2つ購入して、自分なりのカスタムを施しても良し!
脛のギミック。
脛部分が開閉可能で、内部にはサーベルが収納されています。
武器「ビームサーベル」
脛部に内蔵された高出力ビーム・サーベル。
脚部装甲の角度を変える事でフレキシブルな対応が可能となっています。サーベルエフェクトは細いタイプですね。
デレンセン「なめてもらっちゃあ困るのよ!」キットでは隠しビーム・サーベルしか再現されていないんですが、脛部には小型ミサイルも内蔵されています。
カットシー乱舞!!この脛、脚部を使った格闘攻撃は、エルフ・ブルックやウーシァにも受け継がれています。

これにて
「HG カットシー」レビュー終了です。

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