MIA ゾック
後ろ姿。
左右対称どころか、前後まで同じ形状の珍MS!!
セット価格とはいえ価格2600円とMIAシリーズの中では結構高額な商品なんですが、まさにゾックは立体化されたことに意義があるって感じがしますね。
バストアップ。モノアイは正面向きでプリントされています。
ボディアニメではツルッとのっぺりとした印象ですが、ボディにはしっかりとモールドがありますね。スミ入れは一部の施されています。
腕。クローブ部分は動きませんが、肘、手首が可動。蛇腹の関節カバーがチラリと見えるところに注目です。
下半身胴はボールジョイントなので左右への傾きや多少のスイングが可能。

短い足は・・・ほんの少し態勢を変えることが出来る程度。
もともとゾックはホバー走行なので、動かなくても別にいいかなって感じがします
足の裏の造形。水陸両用系は足の裏のジェットノズル部分まで作りこまれていますね。

ゾックはジオン軍の水陸両用モビルスーツですが、実質小型のモビルアーマー的な存在。内蔵されたジェネレーターは一年戦争当時としては破格のザクIIの4倍に相当しています。
常時ホバー走行、緊急時には脚部スラスターによる飛行で移動し、ジャンプ力はザクIIの数倍といわれている。
前後対象の謎。理由は、ゾックの運動性が低く、左右に移動する敵機の機動性に追いつけないためと言われています。
武装「メガ粒子砲」両肩に4門、前後合わせて計8門を装備。メガ粒子砲は連射も可能で連邦軍MSのビームライフルに匹敵し、1機で公国軍一個中隊のMSに匹敵する大火力!!

ゾックのツメは、主にアンカーとしての役割を果たすもので武装としてはほぼ飾りに近い物と言われています・・・
大きく立派なツメで、MSをガシッと掴むパワフルな姿が見たいけど、本当に移動砲台なんですね。
武装「フォノンメーザー砲」
頭部に装備されたメガ粒子砲。
水中の航行時や、死角となる上部への攻撃に対応した武装です。

ゾックの
クチバシ は、デザイン的な飾りではなく、角度を変化させるによって水中での機体周辺の抵抗・流体特性を調節することが可能。水陸両用MSの中では最高の整流効果となっている
MIAゾックのここが凄い!!クチバシの裏側部分なんですが、実際にフィギュアを裏返して覗きこまないと見えない部分まで塗装が施されています。
芸が細かいというか、もう作り手のこだわりでしょうね。

当時もゾックの発売には注目はされたと思いますが、どちらかと言うとアッガイの抱き合わせ販売みたいな感じなので・・・MIAのアッガイが複数欲しいという人にとってはかなり厳しい販売法だと思います。
ゾックは1機あれば十分です。
MIAガンダムと並べて。見ての通り通常サイズのMIAと比べると2倍くらいのサイズ差があります!そしてその重量感はフィギュアとしてはたまりません!
シャア「見掛け倒しでなければいいのだがな」
シャア「メインカメラをやられたか。ええい。ボラスキニフ、聞こえるか?援護を頼む」
アムロ「邪魔をするな、シャアを討たせろ」 ボラスキニフ「うおーっ」アニメではシャアを逃がすための囮になっただけで、それほど活躍もせずにジャブロー内でアムロによって撃墜されてしまいます。
劇場版では1カットのみしか登場しませんね。アニメよりもゲーム主体で頑張ってる印象。

動かないけど存在感は凄い!再販もされ比較的今でも手に入りやすいMIAなのでお勧めです。
これにて
「MIA ゾック」レビュー終了。

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