ZGMF-X10A フリーダム
後ろ姿。

発売日は2003年6月。
Advanced MS IN ACTION(アドバンスド・モビルスーツ・イン・アクション)は、「機動戦士ガンダムSEED」放送時の2002年12月から展開されたシリーズ。
略称は
「AMIA」。MIAの派生シリーズですが、こちらは日本国内向けに発売されたフィギュアとなっています。
バストアップMIA第2期シリーズと平行して発売されていたため、テイストとしてはスミ入れは濃い目。
頭部驚くほどガッツリと塗装されています!

フィギュアによって顔が変わりやすいフリーダムガンダム。
AMIAは線が多めで、頬のグレー部分が広めですね。似てるかと言われると・・・・ちょっと違いかな。。
ボディ。PVC製ですがMIAよりもカッチリとした造形。
バックパックとスラスター部分。
脚部写真だとわかりにくいんですが、白いボディ部分に少しシャドウが掛かったような感じに仕上がっています。

足の裏の造形
設定通りのモールド。
ウイングバインダー展開。バックパックとウイングの連結部分には2つの回転軸が設けられており、立体的な展開が可能です。

ウイングの大きさは本体サイズに対すると少し小さめ、当時のHGシリーズに近いプロポーションだと思います。

線がはっきりしているからか引き締まった感じに見えるんですが、スマートな格好良さは無く、設定画っぽいもっさり感。
MIA同様、ウイングパーツの重みに問題があり、重心が偏りがちになってしまうところが難点です。

ウイングバインダーはコンピュータ制御で形状を変化させ、大気圏内では空力抵抗を制御し、宇宙空間では質量移動を行う。
デバイスには小型スラスターも内蔵されて放熱板の役割も兼ね備えており、核エネルギーをフル活用する本機の信頼性向上にも一役買っている。
ビーム・サーベルラック。サイドアーマー上部に基部がマウントされています。

もちろんサーベルを引きぬく事が可能ですが・・・・
肝心なサーベルの刃が付属してません!!他の刃パーツを流用しようにも基部に接続穴すら開いてない始末・・・これは残念すぎる。
付属武器 「MA-M20 ルプス ビームライフル」

機体よりも早く完成したビームライフル。「ルプス」とはラテン語で「オオカミ」の意味。
ゲイツ改でのテストを経て採用されたもので、サーベルと同じく核エネルギー供給により既存の同類種よりも高出力を誇る。

サイドグリップが可動するので、両手で武器を構えるポージングも可能。ライフルを握る用のハンドパーツは左右とも付属しています。
しかし、リアアーマーへのマウントギミックはありません。
付属品 「ラミネートアンチビームシールド」
シールドは肘とグリップで保持。
安定感はありますが、シールドを装備させると重みで腕が上がり難くなります。

ラミネート装甲製であるのが最大の特徴。
台形状の部位には銃眼(ガンポート)を備えており、本体だけでなくライフルそのものの銃身を防護しながらの射撃が可能。下部先端は切れ込みの入った尖角状になっている。
武装 「M100 バラエーナ プラズマ収束ビーム砲」
最上部に位置する2枚のウイングに内蔵されているビームキャノン。「バラエーナ」とはラテン語で「クジラ」の意味。
1門でランチャーストライカーのアグニに匹敵する威力と射程距離を誇り、本機の火器の中では最大の破壊力を有する。
武装 「MMI-M15 クスィフィアス レール砲」
パーツ差し替えなしの展開ギミック。サイドアーマーとして綺麗に折り曲がった状態で収納されています。
もちろんグリップも付いているので、しっかりと砲身を構えることが出来ます。

腰部両脇に設置されたレール砲兼スラスター基。「クスィフィアス」 とはラテン語で「メカジキ」の意味。
デュエルアサルトシュラウドに搭載されていたシヴァと同系統の装備を発展させたもので、弾丸を高速射出することでランチャーストライク並の火力と携行弾数の多さを両立しており、多数の敵を同時攻撃可能。
フルバーストモード!!クスィフィアス砲とバラエーナ砲を同時展開する全砲発射形態!
「思いだけでも・・・力だけでも・・・これで決める!!」バラエーナ展開時はウイングが後ろ側になってしまうため、
「ハイマット・フルバースト」は再現できません。
AMIAとMIAまず大きな違いとしてスケールが異なります。発売順だとMIAフリーダムのほうが後になるので・・・実質AMIAの作り直しみたいな感じですね。

これにて
「AMIA フリーダムガンダム」レビュー終了です。

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