ZGMF-X09A ジャスティス燃え盛る核による圧倒的な力!!
後ろ姿

発売日は2006年6月。MIAの上位シリーズとして登場したEMIAからのラインナップとなっています。
EMIAは主に
「MIAで発売済のアイテムを新造形でリメイクする」というコンセプトで商品化が進められていたシリーズなんですが、厳密に言うとMIAジャスティスは発売されておらず、AMIAからのリメイクになります
バストアップ。新品で購入したんですが、経年劣化の影響でボディが全体的に白濁としてました・・・。塗料のせいなのかゴムの劣化なのか、特にEMIAジャスティスは白い粉のようなものが表面に出やすいみたいなので、購入の際はしっかり中身を確認することをおすすめします。
頭部。MIAよりも塗装精度が上がっていますね。造形もシャープでなかなかの格好良さ!
EMIAシリーズは可動範囲もパワーアップ!首には二重関節が採用されているため、上下左右に頭を動かすことが可能です。
ボディ。だいぶ白くなってますね・・・洗えば落ちると思うんですが、勘弁して下さい。
バック。背中に背負っているのは大きなリフター!これはまた後ほど。
下半身。膝の二重関節の他、腿のロール軸が追加されているためアクション要素がかなり進化しています。

肘は二重関節でほぼ180度近く曲げることが可能。
こちらはMIAセカンドバージョンで培った技術が採用されています。

肩関節、肩アーマーの可動。
ガンダム的な関節機構は無視して、ダイナミックなポージングが取れるようになっています。アクションフィギュアと呼ぶに恥じない可動領域です。

胴体は三分割構造で、若干ですがのけぞったようなポージングが可能となっています。MIAよりも関節が増え、より動くようになってる点はまさに
「進化」と言っても過言では無いですね。
難点は背負った大型のリフター・・・無論PVCの塊な故、重量が非常に重く自立も困難なほどです。
主翼接続アームで繋がれているため、角度を調節することができます。
主翼の展開こちらもアームの可動によって再現可能です。左右とも広げるとかなり大きく見え、おもちゃ的にも良いボリュームがあります。
付属武器「MA-M20 ルプス ビームライフル」

機体よりも早く完成したビームライフル。Lupusとはラテン語で「オオカミ」の意。
ゲイツ改でのテストを経て採用されたもので、サーベルと同じく核エネルギー供給により既存の同類種よりも高出力を誇る。カラーリング以外はフリーダムと共通です。

サイドグリップが可動するので、両手で武器を構えるポージングも可能。
ライフルを握る用のハンドパーツは左右とも付属しています。

ライフルはリアアーマーにマウントすることが可能です。
大きなリアクターに隠れてちょっとわかりにくい。
付属品「ラミネートアンチビームシールド」
ラミネート装甲製であるのが最大の特徴。
台形状の部位には銃眼(ガンポート)を備えており、本体だけでなくライフルそのものの銃身を防護しながらの射撃が可能で下部先端は切れ込みの入った尖角状になっている。

シールドは肘とグリップで保持。
グリップ位置の変更も可能です。
「アスラン・ザラ ジャスティス、出る!」シールドは色だけが違うだけでフリーダムと共通の物を装備しています。
コロニー・メンデルでの戦闘でカラミティのスキュラを受けた際には表面が焼け爛れる状態にまで損傷するが、高出力ビームをも防ぎ切る防御性能を示した。
付属武器「MA-M01 ラケルタ ビームサーベル」サイドアーマーにサーベルが収納されています。

フリーダムと共通のマティウス・アーセナリー社製ビームサーベル。「ラケルタ」とはラテン語で「トカゲ」の意味。
核エネルギー供給により、既存の同類種よりも高出力かつ長刀身のビーム刃を形成する
「このぉぉ!!!」ビームエフェクトパーツはプラスチック製。PVCのサーベルと違って、曲がり癖がつかない所が良いですね。

もちろんビーム・サーベルエフェクトは2本分付属しています。
「もうやめろぉ!」
付属武器 「アンビデクストラス・ハルバード」
サーベルの柄同士を連結させた双刃の薙刀のような状態。
通常の物と別に、合体状態のグリップが付属しています

肩にマウントされたブーメランは取り外し可能。
ですが、特にこれといったギミックはありません。
付属武器「RQM51バッセル ビームブーメラン」肩についてる物とは別に、ビーム展開時の物が付属しています。

両肩にマウントされたビームブーメラン。Passerとはラテン語で「スズメ」の意。
ビーム刃に対する干渉反応を利用し投擲軌道をコントロールすることができる。
EMIAジャスティスガンダムにはブーメランがちゃんと付いてる!1本だけではありません、2本あります。
「そんな動きで・・・・落ちろっ!!」フィギュアで遊んでいて一番ストレスを感じるのが、このブーメラン。収納状態を再現可能な所は良いんですが、おかげでパーツが取れやすく、接着を考えるほどポロリしやすくなっています。
大型リフター「ファトゥム-00(ダブルオー)」接続部基部が可動し、水平にする事が可能。ジャスティスのこの形態は「ハイマットモード」、「フライヤー形態」と呼ばれています。

ジャスティス最大の特徴である
「ファトゥム-00」。
サブフライトシステム「グゥル」の発展形で多数の火器を内蔵している。Fatumとはラテン語で運命の意。
武装「MA-4Bフォルティス ビーム砲」前部に2門搭載されている速射型ビームキャノンで、単独分離・本体結合水平状態の双方でメインウェポンとなる。Fortisとはラテン語で強力の意。
「戦争はヒーローごっこじゃない!」砲身は上下に可動します。
武装「M9M9ケルフス 旋回砲塔機関砲」

エンジンブロック上部に搭載された実弾砲塔で、360度全方向に発射可能。Cervusとはラテン語で「シカ」の意。
砲塔はロール可動が可能です。
ファトゥム-00の分離。エールストライカーなどの類系とは異なり、本体から分離させてもマニュアルでの遠隔操作や自律AIでのオート運用が可能であり、本体と別の目標に攻撃を加えたり、時間差攻撃を仕掛けたりと様々な戦闘方法に応用される。

MS支援空中機動飛翔体としての使用法。
アニメ通り、リフターに機体を乗せることが可能なんですが、見ての通りかなり窮屈な感じです。

アニメでは明らかに巨大化してますし、背負うバランスを考えるとサイズは小さくなりますね。
後は素材がPVCであるところも難点の一つ・・・ウイング部分がぐにゃぐにゃです。
「この戦いは俺の意志だ!」
ジャスティスが正義(ジャスティス)であるために。

付属のデータシート。

これにて
「EMIA ジャスティスガンダム」レビュー終了です。

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