後ろ姿。
発売日は2003年10月、各関節が新しなりより遊びやすくなったMIAの第2期シリーズ。
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」シリーズは海外先行でリリースされ、日本で発売されるまでかなりの時間がかかりました。
その影響でMIAによっては造形が全く異なるものや、最終的に国内では発売されなかったアイテムも存在しています。
バストアップ。このGP02サイサリスは海外版のリメイクで、すでにセカンド化された物が日本で発売されています。
頭部試作1号機と同じくツイン・アイが採用されているんですが、メインカメラやエアインテークに強力な耐熱・耐放射線処理が施されており、ほかのガンダムタイプの頭部とは異なる形状となっています
胴体。スミ入れのクドさは相変わらずなんですが、MIAの中でも塗装は綺麗な方です。

肩には
「02」の文字がプリントされています。
肩のバインダーのおかげで見た目のボリュームは満点!MIAながらも迫力満点な仕上がりです。
下半身。足の接地面積が広いため、大きな図体でも安定感は抜群。ちなみに本体は塩ビ素材が大量に使用されているため、玩具ならではの重量感も味わえます。
足カバーの可動。別パーツ化されています。
バックパック。「02」の文字など細かなモールドが再現されています。アトミックバズーカ基部はボールジョイント接続されているのでグリグリと可動。
足の裏のモールド数多いスラスター、ブースター部分が再現されています。やっぱりサイサリスはうしろ姿もかっこいい・・・!

肘は二重関節が採用されているので、見かけによらず非常によく動きます。
MIAの大きな進化ですよね。

膝も二重関節。
PVC製のボディを支えるだけあって保持力には若干心配があるんですが・・・全体的な可動範囲に関してはまったくもって問題なし!
玩具によって異なるデザイン。MG、HGUCなどのプラモデルは元の設定画通り左肩付近にセンサーが付いているんですが、GFF,やMIAでは造形が省かれています。
しかし、MIAでも海外のファースト版GP02サイサリスにはちゃんとセンサーが付いており・・・物によって曖昧です。
フレキシブル・スラスター・バインダー両肩に付いた大型スラスター。青の部分がボディと異なる色合いになっており、こだわりを感じます。
バインダーの可動ギミック。肩アーマーと接続されたバインダーは劇中と同じくフル可動!片側3基のバーニア部分が同時展開します。

いかにもパーツがヘタレそうな見た目をしてますが、意外や意外!
ピンでしっかりと固定されるため肩パーツが下がる心配はありません。この部分の保持力に関してはびっくりですね。

ジェネレーターを内蔵し片側3基計6基のバーニアを展開することで、耐核装備のため重量が増した本機でも高い加速力を得ることが可能となっています。

また、重力下ではこれによりホバー走行を行うことが可能。
このバインダーは独立して可動することでAMBAC作動肢としても機能し、180°の姿勢変換を1.1秒で行える。
武装「60ミリバルカン砲」頭部に2門装備。威力は低く自衛程度にしか使えないが、アトミック・バズーカを除くと唯一の射撃武装。
ビーム・サーベル基部柄は腰部サイドアーマーに装備されています。リアアーマーのパイプと接続されているところにも注目ですね。
武装「ビーム・サーベル」
型式番号:A.E.BlashAEXB-909L
サーベルエフェクトは緑色。通常のサーベルよりも出力が高く設定されており、マニュアルで出力を調節することが可能です。

固定武装は頭部バルカンとビーム・サーベルのみ。敵機の攻撃を交わしつつ目標地点まで到達するためにはパイロットの高い技能が要求されるとされています。
武装に関しては試作1号機と同じAEボウワ社製ビーム・ライフルなら携行可能という説があり、ゲーム等ではアトミック・バズーカの代わりに
「多連装ロケットシステム」を装備したGP02が登場します。

サーベルエフェクトは2本分付属しているので、2刀流も可能。
やっぱり軟質性なので曲がり癖が付きやすい感じですね。
武装「ラジエーター・シールド」本体を覆うほど大きなシールド。

型式番号:NR-Sh-02-RX/S-00013。一般的なMSのシールドとは異なり、アトミック・バズーカ使用時の機体保護に特化されています。
自ら発射した核弾頭による強烈な熱・衝撃波を遮るため、腕部で保持が可能な最大限の大きさとなっており、液体窒素を用いる冷却機構を内蔵している。

シールドは付属のハンドパーツに持たせることで保持。
内蔵されたアトミックバズーカの砲身はPVCが使用されているんですが、側のシールドは全てプラ製なので重量は思ったほどない感じ。

軽いと言ってもオーバーサイズ
なのでMIAの関節で保持が辛く、難しく扱いにくい感じです。
アトミックバズーカ砲身の取り出し。アニメ通りの取り出しギミックは再現されていないんですが、収納時は内部でしっかり固定されるため砲身がポロリと抜け落ちるといった心配はなさそうです。
アトミックバズーカ基部の可動。ジョイントで前方へと基部が可動します。

シールド裏から砲身を取り出して・・・・ドッキング!
「待ちに待った時が来たのだ!」
武器「アトミックバズーカ」Mk-82核弾頭を機体背部から右肩に設けられた基部へと給弾し、続いてシールドに収納されているバレル部をドッキングさせて用いる。
弾頭はバズーカによって射出されるが、核弾頭に設けられたブースターによって更に加速して目標へと到達する。Mk-82核弾頭は手続き上戦術核として処理されているが、実際には戦略核並の威力を有している。
「多くの英霊が無駄死にでなかったことの証の為に・・・再びジオンの理想を掲げる為に!星の屑成就のために!」

「ソロモンよ!私は帰ってきた!!」
ガトー「この機体と核弾頭は頂いていく!ジオン再興の為に!!」
ウラキ「ここから出す訳にはいかない!」
ガトー「ふっ、意気込みは良し。だが相手がヒヨッコではな。」
ガトー「ウラキ少尉、私を敵に回すには君はまだ・・・未熟!」

これにて
「MIA ガンダム試作2号機」レビュー終了です。

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