RX-178 ガンダムMK-Ⅱ
後ろ姿。
スペシャルクリエイティブモデル (通称「S.C.M」)はゲームセンター等での景品、プライズとして展開されていた可動フィギュアシリーズ。
初期のS.C.Mは、アクション要素よりもギミックを重視した物が多く、ガンプラやMIAとはひと味違ったジャンルのガンダム系玩具となります。
今回の
「スペシャルクリエイティブモデルZ」は、スペシャルクリエイティブモデルの続編にあたるシリーズです。
バストアップ素材はプラスチックと塩ビ(軟質素材)が使用されています。
頭部マスクの造形が少し変な感じ。センサーなど細かい部分の塗装はバッチリです。
ボディ無駄なディテールのアレンジはなく、非常にシンプルなデザイン。ボディカラーはハッキリとした白ですね。
脚部。アンクルアーマー部分が別パーツ化されており、少しながら可動します。

ガンダムMk-Ⅱの特徴である
「ムーバブルフレーム」の造形もしっかりと再現されています。
バックパック。左右のサーベルラックはボールジョイント接続で独自に可動。

「機動戦士Ζガンダム」、「機動戦士ガンダムΖΖ」に登場。
地球連邦軍特殊部隊「ティターンズ」の試作型ガンダムタイプモビルスーツだが、反地球連邦組織「エゥーゴ」に奪取され、カミーユ・ビダンの搭乗機となる。

劇中後半でカミーユがΖガンダムに乗り換えてからは、エマ・シーンがパイロットを引き継ぐ。「ガンダムΖΖ」では、ガンダム・チームの一人エル・ビアンノがメインパイロットを務める。

肘は二重関節、手首、肩等はボールジョイントが採用されており、プライズとしては申し分ない可動域。

膝にも二重関節が採用されており非常によく動きます。
内部フレームの造形といい・・・これはかなりかっこいい!!
付属武装「シールド」RX-78 ガンダムで採用されていたシールド同様に覗き窓が付いており、グリップはなく腕部のマウントラッチを介して装着する。

パーツの差し替えで伸縮ギミックが再現。
ちなみに伸縮はGP01で試験採用された機能です。

シールドは腕のに取り付けることで保持。
シールド裏のエネルギーパック等は一体造形になっているので取り外しできません。
付属武器「ビームライフル」
Eパック方式を採用したビームライフル。
出力の変更が可能で、通常出力で7発、最大出力で3発の射撃が可能。

こちらもエネルギーパックの取り外しやフォアグリップの可動は再現されていないんですが、塗装の方は細かく分けられてる感じです。

ビームライフルはサイドアーマーのラッチにマウントすることができます。

サーベルラックのビームサーベル基部は引き抜き可能。
武器「ビームサーベル」エフェクトパーツは別途に付属しており、差し込むことでサーベルが展開します。

残念な事に、サーベルを持たせる用のハンドパーツは付属しておらず、ビームライフル用のハンドパーツを使うと握りが弱すぎてうまく持たせられません。
手首のボールジョイントも緩みやすくポージングも不安定。

ビームサーベル×2サーベルエフェクトは2つ付属しています!
武装「頭部バルカンポッド」頭部横の接続溝に取り付けます。

ガンダムの頭部に内装されていたバルカン砲を装弾数向上のためオプション化。
銃口は左側に2門有し、右側はマガジンおよびバランサーとしての機能を有しています。
武器「ハイパーバズーカ」
通常弾と散弾の撃ち分けが可能。
構造上こちらもかなり持たせにくい。
腰部のギミック。リアアーマー部分が一部展開し、バズーカをマウントすることが可能です。
S.C.M Z1 ガンダムMK-Ⅱ 最大のギミック!!
なんと胸部パーツが上昇し・・・
コクピットハッチの開閉が可能となっています!
さらに!コクピット内部にはカミーユらしきパイロットの姿が!!小さいながらもパイロットスーツは一部塗装されており、なかなか凝った作りです。

豊富に付属する武装とハッチ展開ギミックを考えると、これはかなりプレイバリューが高い商品じゃないんでしょうか!
関節の弱さと、マスク部分の造形さえよかったら・・・
S.C.M Z↑ HGUC↑サイズはHGUCよりも一回りくらいですね。S.C.M の方が足が太めでいいプロポーションだと思います
MIA↑ EMIA↑ S.C.M Z↑さすがにMIAシリーズよりは造形がいい。

これにて
「スペシャルクリエイティブモデルZPART1 ガンダムMK-Ⅱ」レビュー終了です。

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