MIA ガンダムGP01Fb (BATTLE SCARRED)
後ろ姿。

ファイナルデュエルセットは劇中のワンカットを再現したシリーズで、国内では3種類発売されています。
スターダストメモリーセットは2004年02月発売ということで、MIAの中だと後期に当るんですが・・・・元になっているGP01、GP02は2001年頃リリースされたモデルです。
バストアップ。やっぱり魅力は各所のダメージ表現。
頭部。ビーム・サーベルでかすり取られた頭部の装甲。

メインカメラ、ツインアイも片方が潰れた状態です。

正面から。
胴体スミ入れはやや濃い目。ファーストシリーズなので可動範囲等はかなり劣るんですが造形は非常に良く出来てます!
破損した左肩アーマー。切断後の造形にも注目。

左肩は通常通り。
バーニア周りが若干黒くくすんだような表現が追加されています。
下半身。所々にウェザリング塗装が施されています。
切断された左足。こちらはGP02のビーム・サーベルを受け止めた時に破損した部分ですね。カバーごと切られてます。
バックパック。各ブースター部分はボールジョイント接続になっているのでグリグリと可動。

バックパックはこのように機体と並行になるくらいまで可動。
ユニバーサル・ブースト・ポッドも関節のおかげで非常に自由度が高いです。

左肩アーマー同様、ブースト・ポッドも大胆に切断されていますね。
「ガトォォー!!!!」実はGP01Fbは海外のみでしか発売されておらず、これが唯一国内で発売されたモデルとなります。GP02はリニューアルされたのに、なんでフルバーニアン見送られたんでしょうね・・・・出来が良い分非常に残念です。
ちなみに、
「MIA ガンダムGP01Fb(US版)」は当時でも非常に入手困難な代物だった為、今でもMIAシリーズの高額なプレ値商品として取引されています。
付属品「ビーム・サーベル基部」右ビームサーベル基部がない状態がデフォルトとなります。
付属品「ビーム・サーベル」
型式番号:A.E.Blash・XB-G-06/Du.02
ブラッシュ社製、バックパックに2基装備されておりコア・ファイター時にはビーム・ガンとして機能する。

こちらは基部とサーベルエフェクトが別パーツ化されており取り外し可能。
バックパックに装備されているサーベル基部と共通規格です。
ビーム・サーベルは2本付属。
付属品「シールド」

型式番号:RX・Vsh-023F/S-04712。
グリップが付属しているためハンドパーツに持たせることが出来ます。また腕に接続して保持することも可能。

上部が切断された造形になっているんですが、シールドの伸縮ギミックは健在です。

ややこしくなるんですが、もちろん
「MIA ガンダムGP01fb(BATTLE SCARRED)」のUS版も発売されています。
国内版の違いは、単体のブリスター販売、ボディのウェザリング塗装と付属内容で・・・US版にはビームライフルとコアファイターが付いています。
購入するなら海外版の方をおすすめしたいんですが、これまた数が少ないのとプレ値で・・・・入手困難です。
MIA ガンダムGP02A (BATTLE SCARRED)
後ろ姿。

こちらは足が切断された状態。
完成品のアクションフィギュアなのに自立不可能というちょっとよくわからない仕様となっています。もちろん台座等は付属していません。
バストアップ。
頭部。左側はGP01のビーム・サーベルが突き刺さって大きくエグれた感じになっています。

右側はダメージ跡がありません。

正面から見るとこんな感じ。
後部。穴は開いてないものの激しいダメージ痕。

肩には「02」の文字がプリントされています。
そして切断された左腕。

断面の造形と塗装にもこだわりを感じます。
大型スラスター。所々にウェザリング塗装が施されています。
下半身。右足は大胆にもげた状態。これはなかなか玩具としても面白い表現ですね。

断面はこんな感じ。
関節の下なので、この状態でも足の曲げは可能です。
フレキシブル・スラスター・バインダーバインダーの可動ギミックは健在。肩アーマーと接続されたバインダーは劇中と同じくフル可動!

片側3基のバーニア部分がそれぞれ可動します。
後ろ姿も迫力満点ですね。

こちらもGP01Fb同様、海外のみで発売された
「MIA ガンダムGP02A(ファーストバージョン)」がベースに使用されています。
ファーストバージョンを見分けるコツは頭部横についたセンサー造形で、国内版のGP02Aには存在していません。
付属品「ビーム・サーベル」

型式番号:A.E.BlashAEXB-909L、通常のサーベルよりも出力が高く設定されており、マニュアルで出力を調節することが可能。
ファーストバージョンなので基部の収納ギミックはありません。
付属品「壊れていない通常の左腕」文字通りです。

ちなみにビーム・サーベルは2つ付属しています。
左腕を換装することで持たせる事が可能です。
付属品「壊れていない通常の左足」

頭部以外はほぼ通常の状態にする事が出来ます。
武装「ラジエーター・シールド」本体を覆うほど大きなシールド。

下部に大きなダメージ表現が追加されています。
劇中のGP01のバルカン跡まで再現されている所が芸が細かい

シールドは付属のハンドパーツに持たせることで保持。
内蔵されたアトミックバズーカの砲身はPVCが使用されているんですが、側のシールドは全てプラ製です。
アトミックバズーカ砲身の取り出し。アニメ通りの取り出しギミックは再現されていないんですが、収納時は内部でしっかり固定されるため砲身がポロリと抜け落ちるといった心配はなさそうです。
武器「アトミックバズーカ」Mk-82核弾頭を機体背部から右肩に設けられた基部へと給弾し、続いてシールドに収納されているバレル部をドッキングさせて用いる。
弾頭はバズーカによって射出されるが、核弾頭に設けられたブースターによって更に加速して目標へと到達する。Mk-82核弾頭は手続き上戦術核として処理されているが、実際には戦略核並の威力を有している。

すでに撃ち終わった後の姿なんですが・・・
「ソロモンよ!私は帰ってきた!!」

もちろん
「MIA ガンダムGP02A (BATTLE SCARRED)」のUS版も発売されているんですが、こちらはウェザリング塗装の濃さとマーキングの違いくらいで付属内容は同じみたいです。
同じモデルのMIA ガンダムGP02A と比較。

ボディカラーの色味が大分異なりますね、サーベルの色もしっかりと劇中カラーに修正されています。
シールドの比較。
日本で発売されたMIA GP02Aと比較。造形は異なりますが、色はこちら側に合わせた感じですね。

わざわざ壊れたパーツを作るといった手間がかかってて一風かわった所が商品としては面白いんですが、発売当時は不人気で売れ残りの定番だったイメージが強いです。
発売時期の遅さと、MIAの中では高額な2800円という価格も売れなかった原因の1つなのかもしれませんね。
激突戦域!
「!?」
「うあぁぁぁ!!!」
「だぁぁ!!」
「まだだぁぁぁ!!!!」
!!!!
「確かウラキとか言ったな・・・二度と忘れん。」
「コウ!急いで!」
「ガトぉー!!!」
これにて
「MIA ファイナルデュエルセット スターダストメモリー」レビュー終了です。

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MIA ファイナルデュエルセット 「スターダストメモリー」