GAT-X105E ストライクノワール
後ろ姿
「強化人間が全て人の心を持っていないわけではない。」発売日は2007年6月。EMIAは2004年12月から展開されたMIAの上位シリーズ。
MIAセカンドバージョンで培った関節構造を更に発展させ、フル塗装により質感も高めた商品となっています。
バストアップ。EMIAは主に
「MIAで発売済のアイテムを新造形でリメイクする」というコンセプトで商品化が進められていたんですが、ストライクノワールのMIAは未発売となっています。
頭部ストライクガンダムよりも塗装箇所が多いため、個体差が激しいと思われます。

エッジの効いた顔つきとは言えないんですが、頬横のダクトやバルカン部など非常に細かく色分けされておりMIAシリーズとは比べ物にならないほどクオリティアップが図られてる事は確かです。
HGのプラモデルシリーズよりも小さなスケールなのに目の縁までしっかりと塗られてるところには関心します。
ボディ。腰部、腹部が分割されており、ひねり・のけ反り等のポーズ再現が可能。腰部はサイドアーマーのみボールジョイント接続されています。
バック。スラスターノズル内部もしっかりと塗装されています。
下半身。膝の二重関節の他、腿のロール軸が追加されているためアクション要素がかなり進化しています。また足首のジョイントも進化し接地も良好。
足の裏の造形。アンカーギミック等は省略されています。

肘は二重関節でほぼ180度近く曲げることが可能。
肩アーマーの構造。
肩の関節が大幅に進化!引き出し式の肩関節でほぼ真上まで肩を上げることが可能。さらに肩アーマーが独自に可動するため、スムーズで自由度の高い可動域を確保。
「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」は2006年7月14日にネット配信されたガンダム作品で、玩具ではHGのプラモデルシリーズが主な軸となっています。
EMIAストライクノワールは作品終了後に発売されたんですが、残念ながらその後の展開はなくストライクノワール1機のみのラインナップで終わってしまいました。

当時のHGシリーズを凌駕する可動範囲でアクションフィギュアとしてのクオリティは文句なし!
スタイルも抜群でEMIAの中でもかなり完成された商品だと思います。
「アクタイオン・プロジェクト」において生産されたG兵器
「ストライクE」に専用ストライカー
「ノワールストライカー」を搭載とした機体。
パワーエクステンダーの改良でPS装甲が黒化したこととストライカー装備の関係から「ノワール」(フランス語で「黒」)と呼ばれています。
パイロットは秘密結社ロゴス直属の戦闘部隊ファントムペイン特殊戦MS小隊に所属する中尉
「スウェン・カル・バヤン」。
武装「M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器」ダガーL以降の連合系MSに標準装備される両側頭部の対空防御機関砲。
EMIAは首の軸にも二重関節が採用されているため、上下左右に頭を動かすことが可能です。
ハンドパーツ「平手」こちらは左右付属しています。

両掌に内蔵されたアンカーランチャーは省略されており、ワイヤーも付属してません。
ストライクノワール独特のギミックなだけあって少し残念ですね。
武装「EQS1358 アンカーランチャー」特殊な高分子物質で構成されたワイヤーはMSクラスの質量を懸架可能なほどの強度を持ち、自機の固定や牽引・敵機の捕獲や直接打撃などさまざまな用途に使用される。
この装備の内装スペースを確保するため、両手足は最も大きな設計変更が加えられている。
専用ストライカーパック 「ノワールストライカー」
左右のウイングは、基部を介してアーム接続されておりそれぞれで可動します。

劇中通り、ウイング部を機体と平行に展開する事が可能。
プラ製で軽いため扱いやすく、関節の保持力高めなので展開時でもヘタれる心配はなさそうです。

ノワールストライカーはI.W.S.P.パックの発展型。
ファントムペインの主戦術である集団戦に合わせてデュエルやヴェルデバスターとの連携を前提に作成されており、ストライクEと併せて本来の用途である近接戦闘に主眼が置かれて特化しています。
付属武器「M8F-SB1 ビームライフルショーティー」

アーマーシュナイダーに代わり両腰に装備された射撃武装。
接近戦での取り回しと連射性能を重視し、銃身を拳銃サイズまで切り詰めている。これによるビーム収束率の低下のため有効射程は15パーセント程低下しているが、近接戦闘を想定した機体のため、実際の運用では特に支障は生じていない。

設定通りサイドアーマーにマウント可能です。

ビームライフルショーティーはセンサー部分が塗装されています。
専用のハンドパーツも左右とも付属です。
「スウェン・カル・バヤン、ストライクノワール、出る!」やっぱりストライクノワールと言ったら2丁拳銃を匠に使いこなすガンカタアクション!
「攻め落とす!」
「撃つ・・・。」
中二病臭さがまた魅力でもあるんですよね。
武装「MAU-M3E4 2連装レールガン 」

バックパックに装備されたレールガン。
同時代のエグザスに装備されたレールガンを発展・改良したもので、ウイングの可動範囲と相まって非常に広い射角を誇る。

引き出し関節による展開方式で、銃身の可動域も広いものとなっています。
銃口のモールド再現にも注目したいところですね!
「落ちろ!」
付属武器「MR-Q10 フラガラッハ3 ビームブレイド 」

背部ストライカーパックに装備された対艦刀。
サイズはやや小ぶりだが、もちろん二刀流で使用可能な取り回しの良さを持つ。

ビームエフェクト部分は別パーツ化されており、取り付けることで再現されています。

専用のグリップパーツが付属しているんですが、握りが弱く保持力に若干の不安を感じます。
「はぁっ!!」

ストライカーパックの取り外し。接続部の形状がMIAストライクガンダムと違うため相互性はありません。
MIAストライクガンダムと一緒に。比べてみると一目瞭然!体型がかなりスリムになしましたね。

付属のデータシート
パッケージデザイン。
「標的を確認した。」


「消えろ、コーディネイター共。」
これにて
「EMIA ストライクノワール」レビュー終了です。

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