ZGMF-X56S インパルスガンダム
後ろ姿。
スペシャルクリエイティブモデル 通称「S.C.M」 はゲームセンター等での景品、プライズとして展開されていた可動フィギュアシリーズ。
初期のS.C.Mは、アクション要素よりもギミックを重視した物が多く、ガンプラやMIAとはひと味違ったジャンルのガンダム系玩具となります。

バンプレストの自信プライズシリーズ
「スペシャルクリエイティブモデル」の過去に特に人気のあったMSがリアルな彩色になって再登場!
今回の
「スペシャルクリエイティブモデル リアルエディション(「S.C.M.Re)」は、2005年にリリースされた
「S.C.M. インパルスガンダム」にグラデーション塗装とマーキングを追加したモデルとなっています。
バストアップ素材はプラスチックと塩ビ(軟質素材)が使用されています。
頭部ツインアイ部分が大きめで、ハッキリとした顔立ち。S.C.Mシリーズの頭部造形はなんとなく雰囲気が違うというか、あれ、こんな感じだったけ・・・・って思うことが多いような気がします。
ボディ。無駄なディテールのアレンジはなく、非常にシンプルなデザイン。
背中。コアスプレンダーが装着されています。フォースシルエット接続穴が用意されているんですが、
S.C.Mではラインアップされていません。
脚部。アンクルアーマー部分が別パーツ化されており、少しながら可動します。

肘は二重関節、手首、肩等はボールジョイントが採用されており、プライズとしては申し分ない可動域。
シリーズを通してフィギュアの作りにブレがない所が面白い。

膝にも二重関節が採用されており、結構よく動きます。
マーキングザフト軍のエンブレムが肩に追加されています。
グラデーション塗装ボディがグレーでくすんだ程度の仕上がり。頭部だけ異様に白いのでちょっと違和感がありますね。
付属武器 「M71-AAK フォールディングレイザー対装甲ナイフ」
インパルスの両腰部に2本収納されている折りたたみ式のMSサイズのナイフ。
実体剣と振動波を併用し、他の武装と比較して機体の電力を消費しないため、インパルスの最後の武器となる。ダガーLの胴体装甲を易々と貫くなど威力も決して低くない。

ナイフは2本付属。MIAのような取り出し、展開のギミックはなく一体造形となっています。
ハンドパーツはナイフを持たせる専用のものが付属。
付属品「MMI-RG59V 機動防盾」

シールドは肘とグリップで保持。
S.C.M インパルスガンダムのここが凄い!しっかりと色分けされたシールド・・・・そして!!

シールドの装甲を上方向スライド。

さらに下方向にスライドさせると、シールドサイドの装甲部分が飛び出し展開します。

MIAでは差し替えによる再現でしたが、S.C.M は完全変形となっております。
まさにギミック重視のこのシリーズらしさを感じるギミックですね。

ラインナップは2種類に分けられており、それぞれ付属する武装が異なります。
今回はナイフ、シールドのセットですね。(2つもボディいらない・・・・)
背中のギミック。

コアスプレンダーは取り外し可能となっています。
こちらもMIAの接続法とは違いアニメのギミックを再現。
ただ取り外しができるわけじゃない!
ガシャン!
ガシャン!!!
コアスプレンダーは差し替え無しの完全変形!!コアファイター的なギミックは過去のS.C.Mシリーズでも再現されており、 まさにお家芸です。
後ろから。小さな尾翼まで再現。

コクピット部はクリアパーツが使用されています。
パーツの分割部が目立ちますが、インパルス最大の特徴である分離、合体ギミックがしっかりと再現されている所が凄いですね!
!!!
チェストフライヤー!肩が引き出し可能で上半身側もしっかりと変形可能。でも、ビームライフル付属のもゲットしないと完成しません。
レッグフライヤー!こちらは、膝を少し曲げるだけ。

3体分離合体が再現されている完成フィギュアもなかなか珍しいかも。
ちなみに、上半身可変の影響で肩の可動範囲がかなり広くなっています。
S.C.M とMIAの比較。1/144に近いスケールサイズ。

これにて
「S.C.M.Re インパルスガンダム」レビュー終了です。

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