スレードゲルミル
後ろ姿。

ボークス×電撃ホビーマガジンの独占企画
「スパロボOG FAF」の第17弾!発売は2005年頃。
当時の玩具、フィギュア相場を考えても大分高額だった故、コレクションするには非常に仕切りが高かったこのシリーズ。さすが原型がボークスなだけあって数年経った今でも十分見劣りしない造形が素晴らしいですね。
バストアップロボなのに胸筋が張っており、メリハリがあるマッシブ体型。
頭部。リーゼントのように突き出たドリルが特徴的。口の造形も小さいのにハッキリとしたディテールがあります。
正面から。スレードゲルミルはコトブキヤの方でプラモデル化されていますが、やっぱりボークスフィギュアのほうが鋭く厳つい顔つきでかっこ良く仕上がっていますね。
ボディ腰と胴は軸接続で左右にロール可能。前垂れパーツはボールジョイント接続になっているため、股の動きに合わせて向きの調整が可能です。

ちなみにフロントアーマーの装飾はディバイン・クルセイダーズのエンブレムがモチーフになっているんですが、本機との関係性はありません。
腕部。ダイナミック企画のロボットのようなパワフル感。肩やボディゴールド塗装が少し褪せてるのがちょっと残念。
脚部。グルンガストシリーズほどではありませんが、ゲームのビジュアルイラストよりも若干スマートな体型でアレンジされています。
背部。ドリルブーストナックルはそれぞれボールジョイント接続。
バックパック基部。
バックパック部分は上下に可動。ドリルはプラ製で比較的軽いんですが、基部との接続がかなり緩いため動きをつけることが出来ません。ただ後ろにぶら下がってるだけの状態ですね・・・。

ボディには白い粉のような物が少し浮き出ており、残念ながらPVCの劣化が見受けられます。
かれこれ10年以上前の商品になるのでしょうがないとは思いますが、もしスレードゲルミルを購入する際は一度現物を確認した方がいいかもしれません。
腕の可動。肘はシリーズ共通の二重関節が使用されているので、大体90度くらいまで曲げることができます。

膝はクリック関節で3段階まで曲げることが可能。股関節がボールジョイントなので比較的下半身の可動域はいいほうかな。
足も爪先と踵でパーツが分割されており、地面への接地も良好です。

初出は
「スーパーロボット大戦α外伝」 、メインパイロットは
「ゼンガー・ゾンボルト」。
本来はアースクレイドル防衛用に配備されていた
「グルンガスト参式」の2号機であったが、後のアンセスター内乱のおりに自己進化機能と自己修復機能持ったマシンセルを注入され、外見的にも構造的にも大きく変化を遂げた。

グルンガスト参式が持っていた変形合体機構や内部式火器は失われたが、代わりに主武装である
「斬艦刀」が大幅にパワーアップ。これは
「参式斬艦刀」が変化した姿とされています。
出力、防御力、攻撃力も飛躍的に向上、総合的な機体性能は参式を大きく上回る全く異なった機体へ生まれ変わった。
