
羽や尻尾は生えており、一見は昆虫のようなビジュアルなんですが、頭部のデザインは紛れもなくエイリアン。
むしろ顔でしかエイリアンと視認できないほどアレンジが加えられています。

頭部をよく見ると・・・
なんと、エイリアンの口が2つも付いています。
これは気持ち悪い。デザインだけではなく、メタリックグリーンで艶があるボディとオレンジ色のクリアパーツがより昆虫特有の気持ち悪さを引き立ててる感がしますね。

ケナー社のエイリアンフィギュアといったら、近年NECAがリメイクした
「ゴリラエイリアン」や
「マンティスエイリアン」などといった個性的なビジュアルの物が多いんですが・・・

そのエイリアンの中でも、一番化け物じみてるのがこのスワームエイリアン。
はたして寄生された元の生物は一体何なのか、どういう経緯で生まれたエイリアンなのか・・・多くの謎に包まれています。
脚部
バッタのようなたくましい昆虫の足。ジャンプしながら移動するのか、はたまた二足歩行なのか・・・動いてる姿を想像するだけでも気持ち悪い。
尻尾部分

長い尾っぽで先の部分はハサミのようなデザインになっています。
この尻尾で獲物を捕らえたりするんでしょうか・・・
胴体部。手足の筋や羽の細かなディテールがなんとも・・・。数十年前の古いフィギュアですが、プラの劣化や塗装の退色は見受けられず、今でもかなり綺麗な状態です。
脚部の可動。

脚の根元と膝に当たる部分の2ヶ所が可動します。
足底の形状から接地性が悪いため、足を動かすとすぐバランス崩して倒れてしまいます。

ちなみに
「スワーム」とは、英語で
「群れ」という意味。
空を飛んだりジャンプしたり群れになって襲い掛かってきたり・・・ああ、もう想像するだけで鳥肌が。。
スワームエイリアンのギミック、その①。

ボディ上部にはボタンがあり、押すことで左右の
羽がバタバタと上下に可動します。おもちゃではよくある羽ばたきギミックですね。
スワームエイリアンのギミック、その②。
クリアパーツ内部に注目。

羽ばたきギミックと連動してエイリアンの
頭部が赤く点滅発光します。電池の影響なのか、仕様なのかわからないんですが・・・ちょっと光量が弱いので暗闇じゃないと見えづらい感じ。
大きさはこんな感じ。足が長いので立たせると結構なボリュームがあります。

ゴリラやマンティスみたいにスワームエイリアンもNECAがリメイクしてくれないかなぁ・・・
スワームエイリアンのギミック、その③。

なんと、分離します。

口が2つある理由がこれ。
こちらのハエのようなエイリアンが本体なのでしょうか・・・仮にもスワームエイリアントップとでも名付けておきましょう。

羽ばたきや発光はこちら側にすべて集約されており、下部には電池ボックスが設けられております。
ちなみにボタン電池3つ使用。
後ろから。合体時は隠れている部分なんですが、お尻部分はオレンジ色のクリアパーツ成型になっています。
スワームエイリアンベース。合体は、上部に空いた大きな穴にお尻を差し込むだけ。普段隠れてる部分にもちゃんと塗装が施されています。

ベース側にはエイリアンの頭部が無く、どちらかと言うと
チェストバスターのようなデザイン。

マジでなんなんでしょうね・・・・このエイリアン。
スワームエイリアンのギミック、その④。
動画をご覧ください。なんと、羽ばたき、発光と連動して・・・・
エイリアンが鳴くサウンドギミックが搭載されています!!
鳥のような甲高い声で意外とかわいい。
羽の可動、合体分離、発光、音声ユニット・・・・エイリアンにあるまじきギミックの数々。

ケナーのオリジナル性が高く、まさに
玩具として楽しめる要素がすべて詰まったエイリアンフィギュアだと思います。
エイリアン vs プレデター
!!?
ブーーン。
禍々しい椅子。
なにコイツ・・・きもっ!!!
ブーーン。
!!?
ブーーン。
たすけてー!!
ブーーーン。

ファンタジー世界のモンスター役にも


エイリアン??

以上
「 ケナー スワームエイリアン 」レビューでした。

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