
こちらは、アメコミ Spawn27、28号の注文書とバーコードを送ることで購入可能なアメリカ限定の
誌上通販(メール・オファー限定)アイテムブーム時の日本では非常に入手困難だったことから、当時のスポーンフィギュアの中でも希少価値が高く、
2万を超えるプレミア価格で売り買いされる程の人気アイテムでした。
パッケージ裏にはシリアル番号。後々SPECIAL EDITION COMIC BOOK付属のレッドバイオレーターが日本でも一般流通(レッズ版)にてリリースされましたが、ボディのカラーリングやパッケージデザインに大きな違いがあります。
レッド・バイオレーター発売は1995年頃。
後ろ姿。
激レア!激ヤバ!!まさに国内スポーンブームを象徴するレッド・バイオレーターですが、20年経った今となっては需要も無く、悲しいことですが価値もかなり下がっていると思われます。

バイオレーターはスポーンを代表する敵キャラクター。
通常のカラーリングは全身ホワイト。後のスポーンシリーズにも名前や形を変え、数多く登場しております。

やっぱりこのしゃくれた顎と鋭い目つきが印象的。
レッドカラーだとまた一段と迫力が増して見えますね。

ブツブツとした皮膚表現。
Limited Editionのレッド・バイオレーターはブラックのスミ入れが全体的に濃くなっているのが特徴です。
顎の開閉ギミック。

頭部から生えている大きなツノを、
前後にスライドされると・・・
ツノの動きと連動して顎が上下に可動します。口をパクパクさせるだけの単純なギミックなんですが、これが結構楽しいです。
胴体と手足はすべて、ベンダブル仕様!!

アメトイでは触手等の再現の1つとしてよく使われるアクションギミックなんですが、こちらのバイオレーターはほぼ全身に針金が通っているため、可動域は広くポージングも自由自在です。
ある意味、一番良く動くスポーンフィギュアなんじゃないでしょうか。

ただ、頭部が大きい故にバランスが取りづらいため、手の位置や体を動かし、重心を上手く調整しないと自立が非常に困難です。

ちなみにボディは全て軟質のゴム製でPVCはおそらく顎のジョイント部分くらいしか使用されておりません。
約20年前のフィギュアなので劣化の方が心配だったんですが、変なベタつきや切れなどといった現象は見受けられず、非常にコンデションがいい状態でした。
こんなコミカルなポージングも。開封品を購入したので気がれなく遊べるんですが・・・・やっぱり激レアスポーンフィギュアはパッケージごと壁に掛けて飾るのが基本ですよね。
馴れ馴れしく絡んでくるレッドバイオレーター。
こんな顔ですが、意外と愛嬌があります。
大きさ比較。すっごい猫背でパッケージングされていますが、背中を伸ばすと結構でかい!
体操座り。
アイネス「あの・・・」
バイオレーター「はい、なんでしょう?」
アイネス「バイク乗れる?」
バイオレーター「あ・・・・」
バイオレーター「こんな感じ?」
アイネス「おー!パチパチ」


以上、
「SPAWN Limited Edition レッド・バイオレーター」レビューでした
おまけ。
メディコムトイ キューブリック レッド・バイオレーター (Red Violator)
こちらは2007年に発売されたBLISTER限定商品。
ブリスター公園通りオープン2周年を記念して販売されたキューブリックで、なんと
世界1,500体限定生産のレアバージョンとなっております。

通常版のカラバリなので造形は同じです。
キューブリック本来の共通パーツは腰部分のみで、特徴的な体型や手足はバイオレーターのためだけに新規造形されています。

可動は、首と腰の回転と足が前後に動きます。
腕の付け根はボールジョイントになっているのでグリグリと可動。
こちらが通常版。

パッケージデザインは Limited Edition を再現した仕様に。
こちらもついでなので比較してみました。
というわけで、本家と一緒に。



一緒に並べると親子みたいでなんだか微笑ましいですね。
以上です。

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メディコムトイ キューブリック スポーン

SPAWN Limited Edition レッド・バイオレーター