「 ガシャポン戦士f (フォルテ) 」シリーズ第4弾は、テーマとして
「ゲームオリジナル作品」に登場するモビルスーツが主にラインナップされています。
価格は1回300円、全7種類。
RX-79BD-1 ブルーディスティニー1号機
後ろ姿。
セガサターンソフト
「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」に登場する蒼いジム。
最近では
「機動戦士ガンダム サイドストーリーズ」の影響もあって再プラモ化や様々なフィギュアブランドでの立体化などか、商品展開が活発な印象がありますね。

メインカメラ部分にはクリアパーツが採用されており、より綺麗で色鮮やかな外見をカプセルトイで再現。
今回のBD1のメインカメラ部には走査線風のモールドがしっかりと入っており、他のジム系とはまた違った機体独自の個性が表現されています。

左腕部には
シールドを装備。
こちらは陸戦型ジム、陸戦型ガンダムが標準装備している先端にクローが付いたタイプ。表面には「01」のモールドが入っています。

そして付属武器の
100mmマシンガン。
同じく陸戦型系の装備。ガシャポン戦士f シリーズは
「平手」と
「握り手」のハンドパーツがそれぞれ左右とも付属しております。
付属品「カメラアイパーツ(赤)」

赤いカラーリングのカメラアイと差し替えることで
「EXAMシステム」発動時の状態が再現可能となっています。
ブルー1号機と言ったらやっぱり暴走と恐怖感を煽る赤いバイザーが印象的なので、これはファン待望のギミックですよね。
SDガンダムフルカラーステージ27のブルーディスティニー1号機と一緒に。この手のカプセルトイではおそらく当時のSDフルカラーぶりの立体化だと思います。
RX-79BD-2 ブルーディスティニー2号機ボディパーツは先ほどのブルー1号機と同じ造形になっているんですが、ボディの色の濃さや一部塗装箇所が異なります。
後ろ姿。バックパックが宇宙用の物に換装されています。こちらもブルー1号機とは違う部分ですね。
頭部造形。メインカメラ部はもちろんクリアパーツ。カプセルトイということフィギュアサイズも小さめなんですが、目の下の赤いライン部分までしっかりと塗り分けられています。

両肩が赤いブルーディスティニー2号機はジオンによって奪取された後のニムバス専用機。
イフリート改と同じくニムバスのパーソナルカラーとなっています。

付属武器は
ビームサーベル2本。

本来なら左腕部に取り付けるジムコマンド系の
シールドが付属しているんですが・・・運が悪いことに
パーツ欠品。
シールドの代わりに何故か同じ腕パーツが2セット封入されていました。

パーツのズレや塗装のはみ出しなどのエラーはしょうがないとはいえ、パーツ欠品は正直勘弁してほしいところですね・・・
今回の
「ガシャポン戦士f04」は部品の入れ間違えや欠品が多いという噂があるので、袋を開ける前にまず入念にパーツチェックすることをおすすめします。
RX-79BD-3 ブルーディスティニー3号機こちらは主にブルー2号機からのカラバリで、両肩にはマーキングが追加されております。
後ろ姿。本来は予備機で用意されていた3号機なので、ブルーと呼ばれておりますが機体色は真っ白です。
頭部造形メインカメラはEXAMシステム発動時のレッドカラーが付属。縁の黒いラインが塗られてないような気がするんですが、サンプル写真を見るとこれが正解なようで。

左腕部にはジム改系の
シールドを装備されており、「03」のモールドも再現されています。
1、2、3号機とそれぞれ形状の違うシールドが付属している所にこだわりを感じますね。

付属武器は
ビームライフル武器の塗り分けまでは再現されてませんがメカディテールが細かく、SDフィギュアながらもリアルな造形となっています。

実はこちらもパーツが欠品しており、
ハンドパーツのランナーが袋から丸ごと抜けた状態で封入されておりました。なので、写真はブルー1号機のハンドパーツを代用しております。
機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY2号機、3号機はハーフアソートらしいんですが、何にせよ同じ弾でメインの3機を並べられる所がいいですよね。
正直ガシャポン戦士シリーズは可動や造形のこだわりよりも、個人的にはコレクション性の方を一番高めて欲しいと思ってます。
1号機 + ビームサーベルそれぞれを揃えることで、武器やメインカメラ部分のパーツを交換して遊べます。
3号機 + グリーンアイ付属品として足りない部分を3種類に振り分けることで補うと言った感じですね。
2号機 + レッドアイやっぱり組み合わせ的にはこの方がしっくり来るかな。少し手を加えれば強奪前のブルー2号機あたりも作ることができそうです。

ブルー2号機、ブルー3号機は頭部の作りも共通なので、このようなミキシングも楽しめます
MS-08TX [EXAM] イフリート改
後ろ姿。背中にはヒート・サーベルがマウントされています。

イフリートをベース機体に
「EXAMシステム」を搭載した実験機。
THE BLUE DESTINY版ではなく、プラモ化される際にリニューアルされた
RE/100版の方を意識したデザインになっています。
モノアイの左右可動ギミック。メインカメラ部だけ別パーツ化されているので左右に動かしてモノアイの位置を変えることができます。

細かなメカディテールはもちろん、武装である両腕グレネードランチャーやミサイル・ポッドの造形も再現されています。
塗装面ではダクトの枠まで丁寧な色分けです。

付属武器は
ヒート・サーベルが2本。

ソードの刀身やモノアイ部分はメタリック塗装が施されており、より映える色合いに。

今回の ガシャポン戦士f 04は関節の接続がいつもよりもキツめに設定されているので、ドライヤーやお湯などを使ってパーツ温めてから組み立てることをおすすめします。
正直、素手で組み立てられない程ガチガチなので・・・
SDガンダムフルカラーステージ31のイフリート改と一緒に。当時は貴重な立体物。
RX-80PR ペイルライダー
後ろ姿バックパックには180mmキャノンが折り畳まれた状態でマウントされています。
頭部造形クリアパーツ越しにツインアイが見える所が本機の特徴でもあり、このフィギュアのこだわりポイントでもあります。

こちらはペイルライダーの
「陸戦用重装備」。
足にはオプションとして3連ミサイル・ポッドが付いています。

左腕部には
シールドを装備。
ジム・ストライカーと同じタイプのスパイク・シールド。

付属武器は
90mmプルバップ・マシンガンジムコマンドやジムスナイパーと言った後期型のジムが主に使用しているマシンガンです。

登場作品はPS3用ソフト
「機動戦士ガンダム サイドストーリーズ」の「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」。
ペイルライダーはプレバン等でプラモ化されていますが、SDフィギュア化は今回が初めてですね。
180mmキャノンこちらは背中に2パーツ分割された状態でマウントされています。主に陸戦型ガンダムが装備している武器ですね。

逆手持ちが正しいもたせ方。
フィギュアのボリュームといい造形といい、今回のラインナップでは一番プレイバリューの高い逸品。
HADES発動時の姿を再現可能!!ブルー1号機と同様でレッドカラーのカメラアイパーツが別途に付属しております!

「HADES」は「EXAM」をもとに開発された特殊システム。
MSのリミッターを強制開放して機体性能100パーセント引き出すといった・・・まあ、大体EXAMシステムと似たような感じです。

今回は陸戦用重装備ですが、もしかしたら今後バリエーション機の
「空間戦仕様」や改修機の
「トーリスリッター」など関連する機体の立体化があるかもしれませんね。
フェニックス・ゼロワンこちらはソーシャルゲーム
「GジェネレーションRE」とPS4/PSVita用ソフト
「SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス」に登場するオリジナル機体。
後ろ姿フェニックス系のモビルスーツはGジェネFシリーズからもうおなじみですね。
頭部造形。メインカメラ部はメタリック塗装で再現。ツインアイではなく量産機らしいモニター系ですね。

ボディのゴールド塗装が実に綺麗で良い発色。
足の裏まで塗装されています。

付属武器は
ビームライフルが2丁。
他、固定武装として肩部のミサイル、脚部にはビームサーベルが収納されています。

そしてウイング部の
ビームキャノン!こちらはちゃんと銃口の造形もありました。

フェニックス・ゼロワンはフェニックスガンダムの量産機である
「フェニックス・ゼロ」を指揮官用にチューンナップした性能向上機。
高い水準を誇る大気圏内での飛行能力や「メガ・ビーム・キャノン」を始めとする高威力のビームを搭載しています。

もちろん立体化は今回が初めて。
個人的にはGジェネオリジナル系のガシャポン戦士がもっと充実して欲しいなーっと思います。
ガシャポン戦士NEXT18のフェニックスガンダムと一緒に。
ナイトガンダム
後ろ姿。頭部後ろにはランスを収納可能。マントにはしっかりとマークがプリントされています。

3大SDガンダムの1つである
「騎士ガンダム」シリーズ。カードダス、ゲーム、ガンプラなど幅広く商品展開されています。
登場作品は
「SDガンダム外伝SDガンダム外伝 ジークジオン編」ですが、それを軸に様々な作品に登場。

ゲームだとファミコン時代から作品が存在していますが、近年ではソーシャルゲームの
「ナイトガンダムカードダス戦記」や
「ナイトガンダム カードダスクエスト」。
さらに
「スーパーロボット大戦BX」では1つの作品として新規参戦したことで大きな話題になりましたね。
頭部造形メインカメラ部分はクリアパーツが採用されており、さらにSDガンダムの特徴である
「瞳」がプリントされています。
ナイトシールド
シールドだけではありませんが、各部鎧やハンド部分はメタリック塗装が施されております。

こちらには剣が内蔵されており、実際に引き抜くことが可能。
ナイトソードカードダスでおなじみのポージングもバッチリですね!
電磁ランス

電磁スピアとも呼ばれている伸縮可能なロングランス。
サイズもかなり大きく迫力がありますね。

頭部鎧のバイザーはパーツを差し替えることで下ろすことが可能。

今回は
「ケンタウロス形態」のギミックはありませんが、マントの裏を見るとちゃんと足の造形があります。

瞳のズレなど若干の個体差はありますが、こちらも非常に凝った仕上がり。
ナイトガンダムシリーズは
「ガシャポン戦士NEXT」の方で一通り商品化されたので、出来れば武者の方を優先して欲しいかなーっと
ガシャポン戦士NEXT SAGA01 のナイトガンダムと一緒に。こう見比べてみるとやっぱりガシャポン戦士fの再現度はかなり高いですね。
[ 戦慄のブルー ]
「 ナ ゼ ・・・殺 シ タ ! ! ナ ゼ ・・・殺 ス ッ ! ! 」
[ 蒼を受け継ぐ者 ]
ニムバス「マシンの性能差か・・・」
「しかし!」
・・・・・・。
[ 裁かれし者 ]
「私はニムバス・シュターゼンだ!選ばれたジオンの騎士なのだ!」
「お前に勝つのは私だ、マリオォォォォォン!」


以上
「ガシャポン戦士f 04 」レビューでした。

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ガシャポン戦士f 04