相撲ロボット製作部（更新停止）

こちらはパシフィック・リムの続編「パシフィック・リム：アップライジング」に登場する主役イェーガー。
バンダイでは珍しく映画公開に先駆けての販売となっております。





ジプシー・アベンジャー（GIPSY AVENGER）
「人類の希望の象徴」とされる第6世代機。




後ろ姿






パッケージの仕様
今までのROBOT魂とはパッケージデザインが異なり上部にはフック等に掛けられるヘッダーが付いていております。これはアメトイのパッケージングを意識した仕様で、おそらくそのまま海外でも販売するためだと思われます。
昔、国内でリリースされていたガンダムのフィギュアシリーズ「MOBILE SUIT IN ACTION!! （MIA）」を彷彿させるような外箱でなんだか少し懐かしい雰囲気がありますよね。






今回のジプシー・アベンジャーは定価2300円といつものロボット魂シリーズよりもかなり購入しやすい価格になっているんですが、これもおそらくマーベルレジェンドやNECAのフィギュアなどのアメトイ市場を参考に値段設定されてるからだと思われます。
映画館等での販売も視野に入れてるので、低価格販売でより多くの人に手に取ってもらおうという意味合いもあるのかな。





バストアップ
価格的な所でしわ寄せもあって、ボディの大半は成形色での色分けになっています。





ボディの赤いラインやマーキングはタンポ印刷で再現。
ぱっと見た感じだと塗装部は胴体のシルバーと頭部のバイザーのみですね。





頭部。
メインビジュアルとして描かれているジプシー・アベンジャーはバイザー部の形状が「Y字状」なんですが、こちらのロボット魂では「V字状」になっています。





映画が公開されない詳細がわからないんですが、おそらくバイザーの下部をバトルマスク的なパーツが覆った状態で立体化されているんじゃなかなっと思います。







胸部中央のコアはオレンジのクリアパーツで再現。
第3世代のジプシー・デンジャーとは違い2基に増設されております。








ボディは成形色とは言え、ネイビーブルーのメタリック調なので見た目の安っぽさは一切感じさせません。
またサイズも全高約170mmとガンダム系のロボット魂よりも大きめです。







背中。
ウイングパーツは別造形。PVしか公開されてないので判断が難しいところなんですが、塗装はだいぶ省かれてそう。





腕部。
先代機ジプシー・デンジャーを踏襲したデザイン。





腰回り。






下半身。
スリムなアスリート体型。太股部の曲面なフォルムが少しアイアンマンのアーマーっぽいですよね。





股内部の関節部までしっかりとメカディテールが造形されております。







膝裏。





頭部は上部と首の付根がボールジョイントで可動。
前後左右大きく動かすことが出来ます。







肘は2重関節。
二の腕はロール可能、手首はボールジョイント接続です。







こちらはアーマーを外した状態なんですが、肩はダブルボールジョイントが使用されております。
やはりこう見ると関節部の作りはガンダム系のロボット魂よりも簡素な感じですね。







足の付根も若干外側に引き出せるようなパーツ構成に。







膝は2重関節。
シンプルな腰回りと股関節のおかげもあって股は非常によく上がります。







個人的には気がれなくガシガシ動かして遊べるアクションフィギュアの方が好きなので、造形や塗装が省かれていてもあまり気にしないんですが、フィギュアの完成度を求める人にとっては若干物足りないクオリティかもしれません。







ロボット魂というブランドで発売されていますが、今回はボーイズトイに近い扱いなんじゃないでしょうか。
付属武器等も若干省かれてるので、シリーズが売れたら重塗装のフル装備版の発売があるかも。







ハンドパーツ「開き手」






超合金ジプシーの発売や今後控えているアップライジングのプラモデルキットなどの幅広い商品展開を見ると、NECAや他の海外ブランドに取られる前に先手を打っておこうというバンダイの強い意思を感じます。





















スーパーヒーロー着地！！













ソフビ魂「ライジン」が発売されていますが映画公開まで様子見ということで、カイジュウ役はNECAナイフヘッドを代用。





















付属品「チェーンソード」






こちらは左腕のみの付属で、差し替えでの再現です。





ジプシー・デンジャーから引き継がれた蛇腹剣。
刀身はシルバー塗装が施されております。



























付属品「グラビティスリング」




こちらは右腕のみの付属で、チェーンソード同様、丸々差し替えでの再現です。





エフェクト部（？）はクリアパーツ成形。






砲身はシルバー塗装が施されています。














トレーラー映像では電気の鞭のような物を発生させていたので、ジプシー・デンジャーの「プラズマキャスター」とはすこし異なる武装のようです。














チェーンソード + グラビティスリング
















NECAのジプシー・デンジャーと並べてみました。







NECA製のジプシーはバリエーションが豊富なんですが、こちらは最後に発売された「アルティメットジプシー・デンジャー」
バンダイの超合金もいいけど、やっぱりロボット魂と並べられるサイズでほしいですよね。







第3世代、第6世代の新旧夢の共演！
あとアメリカの第1世代機「ロミオ・ブルー」も一緒に並べたい。





以上「ROBOT魂 ジプシー・アベンジャー 」レビューでした。


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