
商品名は
「合体昆虫プラモデル」なんですが、パッケージ表記は
「百変昆虫合体(CHANGED THE INSECT FIT)」外箱のテキストが中国語なので、現地で売られていた商品をそのまま国内へ持ってきた感じでしょうか。
合体昆虫プラモデル 10個入り。ベッタリと貼り付けられたラベルシール。1BOX10個入りで価格は約650円ほど。
5体の昆虫プラモデルが合体してロボットに!!あれ、これはどこかで見覚えが・・・・・そう、国内でメジャーな
オンダ製チープトイ「インセクトロボ」と外見がかなり良く似ています。
これは一体??

BOXを開けるとこのようにプラモデルが1つ1つ小さなパッケージに入っており、食玩みたいな感じで陳列されています。
上部には番号が振ってあるので中身がひと目で分かりますね。
ナンバー1 スズメバチメカこちらが各昆虫の外箱。

裏面には簡単な組立図が載っています。
パッケージの中身。袋にはパーツとシール、簡単な説明図が載った紙が入っています。

プラモデルということで、ニッパーを片手に身構えていたんですが・・・まさかの
ランナーレスタイプ。
見ての通りパーツが全て取り外された状態になっていました。

説明図が少々わかりにくいんですが、キットは1分程度であっという間に完成!
後ろ姿。イエローとシルバーの成形色で構成。パッケージ写真だと羽部分はクリアパーツになっているんですが・・・・

オンダの
「インセクトロボ」と同じものかと思ったら、
なんとサイズが2倍以上大きく造形されています。ハチ1つだけで10センチ位の大きさがあるので、これが5合体すると・・・・・なんだかワクワクしてきました!
付属のシールを貼るとこんな感じに。シールはサイズや長さがかなり雑なので、無理に貼る必要はないかも。
デスクトップアーミーと一緒に
ナンバー2 カブトムシメカ

パッケージ写真ではメインカラーが赤で角にはゴールドメッキ処理が施されているんですが・・・写真はあてにならないみたいです。
後ろ姿

前方の角が上下に可動します。
足がキャタピラになっている所が良いですね。
シールを貼るとこんな感じ。
デスクトップアーミーと一緒に
ナンバー3 クワガタメカ

蛍光グリーンが眩しいクワガタ。
パーツ構成は先ほどのカブトムシメカとほぼ同じです。
後ろ姿。

前方のハサミ部分が上下に可動します。
シールを貼るとこんな感じ。
デスクトップアーミーと一緒に。
クワガタとカブトムシ。モチーフの昆虫とはかけ離れた色合いとちょっと変な柄のシールがチープトイらしさをより醸し出していていいと思います。
ナンバー4 セミメカ

オレンジとシルバーの成形色。
パーツ数が少なく一番簡単な作りです。
後ろ姿。

左右の羽が軸可動。
虫がモチーフだと少しタイムボカンみたいで馴染み深い。
シールを貼るとこんな感じ。上部はコクピットみたいな造形になっていますね。
デスクトップアーミーと一緒に。
ナンバー5 トンボメカ

水色とシルバーの成形色。
ハチと同じようなパーツ構成になっています。
後ろ姿。

こちらは羽が可動。
シールを貼るとこんな感じ。
デスクトップアーミーと一緒に。
ハチとトンボ似てるけど別造形。インセクトロボの昆虫メカには底部分にローラーが付いておりコロ走行が可能なんですが、残念がらギミックが省かれております。
合体昆虫プラモデル各種!
では、お待ちかねの・・・・
5体合体です!!

足となるカブトムシとクワガタ。
この2つは全く同じ変形プロセス。

まずはパーツを起こします。

内部に収納された脚部パーツを引き出します。

そして残った下半分のパーツを

二重ヒンジ可動で足底に。

右足、左足の腰部分を・・・・

ガチッと連結!
下半身の変形、合体ギミックはかなり凝ってますね。

胴体となるセミ

側面の接続ジョイントを起こします。

底面にロボのボディと頭部があるので立たせて終わり。

先ほどの下半身と連結させます。

腕となるハチとトンボ
底に接続穴があるので、こちらを胴体のジョイントへと差し込みます。
合体昆虫ロボの完成です!!オンダのインセクトロボを購入してないので比較ができないんですが、どうやら合体ギミックは同じみたいですね。
後ろ姿変なハの字立ちのせいで、接地性が悪く合体後は自立が非常に困難です。
バストアップインセクトロボと比べると、それぞれクリアパーツ、メッキパーツ、塗装が省かれているので外見がだいぶ劣ってしまうんですが・・・・
合体後のこのサイズ感!!!まさにスーパーロボットのような迫力が非常にいいと思います。

碗部の可動。
接続部からのロールと肩の上下可動、肘も90度曲がります。

頭部胴体は固定。
下半身は膝に当たる部分が少し曲がる程度。

実は国内で
インセクトロボ(マルタ)、インセクター(辰巳屋)と呼ばれている合体メカの正体は・・・韓国、中国等で販売されていた
チャンピオンクラウン社製玩具「King Beetle」のコピー品。
本来の
「King Beetle」は
戦隊系DX玩具(ガオキング)の規格に合わせて設計されていた物なので、
オンダのインセクトロボは縮小コピー品にあたる存在です。
で、今回の合体昆虫プラモデル。パッケージ写真を見るとどうやら
「King Beetle」の写真が使われてるようなので、サイズ的にもコピー元は本家の方なんじゃないかなーっと思います。
ディテールがしょぼくなってるので金型の流用ではなく、型を取って複製したパターン?
何がともあれ、細かなパーツやネジ止めを省いてわざわざ組み立てキット化してる所が面白いですよね。

以上
「チープトイ 合体昆虫プラモデル」レビューでした。

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